見出し画像

“空きスペース”を活用したカフェビジネスの始め方 #1

現在所有のビルなどで、"空きスペース"を活用してお金を生み出す仕組みが欲しいと考えたことはないでしょうか? または、これから起業したいけれども、できる限り初期投資を少なくして、開業のリスクを最小限に抑えたい。とお考えの方は多いのではないでしょうか?

狭いという特徴を生かすことで坪単価の非常に高いビジネスを展開することができます。開業費用を抑え極力リスクを減らしてカフェ開業をしたい。そんな方に少しでもヒントになればと思い、私が構築したビジネスモデルを紹介させて頂きます。

<こんな方におすすめ>

  • 少ない資金で開業したい

  • 空きスペースを有効活用して稼ぎたい

  • 収益性の高いビジネスを始めたい

  • 小回りの利きやすいビジネスモデルを好む

  • 固定費を安く抑えたい

この記事は、そういった悩みを解決します。私自身が京都嵐山で開業した階段下倉庫を活用した事例をもとに綴っていきたいと思います。

私が京都嵐山で手掛けたお店”Sparkling Arashiyama”を紹介をしながらビルの”空き”スペースを活用したビジネスの一例をご紹介します。

Sparkling Arashiyamaとは、テイクアウトのスパークリング ティーソーダ専門店です。ここはビルのデッドスペースとして眠っていた階段下のスペースを有効利用しオープンさせました。

この"空きスペース"を利用してのビジネスを”坪ビジネス”と読んでいます。

少しお店の説明をさせてもらいます。”Sparkling Arashiyama”とは、「嵐山をスパークさせる」という大きな目標を掲げ、スパークリング ティーソーダを販売していました。スパークリング ティーソーダとは、簡単に言うと炭酸入り紅茶です。南仏やモナコなどでは親しみのあるスッキリとした飲みものです。商品ライナップとしては、紅茶は勿論のこと、日本茶をベースにしたものやカフェインフリーのフルーツティーなど様々な種類のスパークリング ティーソーダをご提供していました。

このお店の広さは1坪もありません。ですが、そのスペースに営業に必要な冷蔵庫や製氷機、シンクやレンジなど必要なものは全て揃っています。当然、保健所からの営業許可もおりています。

販売するものによっては、この広さでも充分で、むしろこのスペースだからこそ効率よく販売活動ができます。余計な人件費がかからないというメリットも大きいです。

私はティーソーダを販売していましたが、コーヒーやパフェなどカップで提供できるものであれば、この広さであっても十分に展開可能です。

では、お店を開店するまでの経緯をお話ししながら、"空きスペース"を活用したビジネスとはどういうものなのかを説明していきます。

このお店の入っている小さなビルですが、私が所有しています。最寄りの駅からの徒歩3分ほどの場所にあり、観光シーズンにはたくさんの観光客の方が日本、海外問わずこのビルの前を通ります。ですが、たくさんの観光客行き来するにも関わらず、ビル購入当初は昼間の時間帯において、お金を生み出すことができていませんでした。なぜなら、1階はスナックで夜のみの営業。ビルはただそこに存在しているだけでした。

もっと「ビルとしての価値を上げたい」と思い、道路に隣接している階段スペースで何かビジネスができないか?と思いつき様々な問題を乗り越えて開業することができました。

その過程の出来事を連載として、綴っていきたいと思います。

“坪ビジネス”は狭いという利点を活かして収益性の高いビジネスを展開していく”宝の宝庫”です。実際に”坪ビジネス”を経験したからこそ分かる内容をシェアしていきます。例えば、狭小スペースに入る冷蔵庫をどうするか、保健所とのやり取りや資金調達など。

とにかく「稼ぎたい方」「小回りのきくビジネスを複数持ちたい方」「ビルオーナー」「不動産業者」「コンパクトなお店をオープンしたい方」「実験的にお店をやってみたい方」など参考になると思います。

次回より詳細をお届けします!


いいなと思ったら応援しよう!