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「教える」からの脱却

#先生がか輝けば生徒はもっと輝く

私は「全国の個人子ども英語教室から教育を変える!」という、なんとも壮大なミッションを掲げて日々活動しています。

今までの英語教育は、やはり、なんだかんだ言って【テスト】【英検】【受験】が目標になっていました。(というか、今もその傾向ありますよね・・・💦)

そうなると、結局、数値化される成果を出すために、合格させるために、英語の先生は「教える」ことを中心に、そして生徒は教えられたことをひたすら「練習」して「暗記」していく、とう構図ができてきます。

「教えたことをちゃんとやれば。合格できるよ!」

単語帳、問題集、過去問、傾向と対策という”知識”。
子どもたちは、ひたすら言われたことをやる訳です。
(本人がどのくらいそれが重要かは置いておいて・・・)

そして、言われたことを実直にやった子どもたちは成果を出します。

「よく頑張ったね!おめでとう!」

で、ですね・・・

私は思う訳です。

子どもたちは、一生懸命勉強したならしたほど
「やったー!!やっと終わった!!」(←解放感)

でもでも、英語ってそこで終わりなの???
「その後、どうするの??」
「英語で良い結果出せたけど、それで英語を自分の言葉として話せるの?」
「自分の意見を持ってる?それ、英語で伝えられるの?」
「英語だけでコミュニケーション取れるの?」
「何のために”英語の勉強”してきたの?」

これは、子どもたちだけでなく、大人にも聞きたいこと。

「教える」教育は、子どもたちの主体性、自己肯定感、自己効力感が育たない?

いつも”教えてもらう子”は、
教えてもらわないと動けなくなる。
いつも正解を探し、確認しないと不安になる。
間違えば減点。失敗。良くないこと。
合格しないと自分は認められない。

もちろん全員がそうなるとは限りませんが、
今までたくさんの子どもたちや先生を見てきて、その傾向を実感します。

テストなどは、「正解」というものが存在し、正解、あるいは模範解答に寄らなければ価値がない、とみなされるものです。
先生や親が言うことが「正解」として提示されれば、それをしない限り自分を否定することになります。

でも、世の中って何が正解か分からないことたくさんありますよね。
色々試して、失敗して、またそこから学んで、またチャレンジする。
教えられたことだけでは対応できないことの方がたくさんあります。
だからこそ、主体的に学ぶ力、自己肯定感、自己効力感が必要なのです。

英語は、テストされるものではなく、使うもの。
当たり前のことなのに、まだまだ英語教育は「テスト」「受験」がゴールのようになっています。今でも、幼児から英検取得をすすめたり、合格者を誇らしげに掲げる子ども教室は多いです。合格したら「今度は次の級にチャレンジしようね!」と、またテストです。
「英検持っていれば、何かと有利。頑張って勉強しようね!」
そう言われて、子どもたちは頑張らせれます。

「親や先生から教わった通りに勉強してきた。けど、外国人と英語話せない・・・。英語苦手です・・・」
そんな中高生、大学生も少なくないのです。

「教える」より「気づける環境を提供する」

私は、やはり結果より大事にしたいことは、「学ぶ過程」。
自分の頭で考えたり、思い出そうとしてみる!
間違いは許されるし、間違いはいいこと!(チャレンジした証拠!)
分からないことを、分からないと伝えてOK!
忘れたら、忘れたと伝えてOK!
そこから何をすればいいか、自ら考える!

これ、テストでは評価されません・・・😭

過程にある感情、心の動きや思いをどれだけ多くリアルに体験するか?
体験を通して、その子の感情や思いを「教える」ことはできません。
先生ができることは、そういった感情、心や頭が動く体験をする環境を提供することなのです。
体験を通して「自ら気づく」
この「気づき」こそが、「学び」だと思うのです。

だから、「教える」「教え込む」より
生徒が自ら「感じる」「気づく」機会を、レッスンでいかに作れるか。

これをEnglish Upliftは追求しているし、
実際、子ども英語教室でも実施しています。

これをしていく意識を持たない限り、
日本の教育は変わらない!!















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