「私がちゃんとしないといけない」はいらない 蟹座下弦の月
蟹座下弦の月です。
対人面は最もそれぞれの癖が出やすく
何度も同じパターンの関わり方をして、同じ結末を生んでしまうもの。
幼少期から自分を形成してきた「家族観」は心の根っこになります。
家族とはどういうもので、どうあるべきだと信じてきたのか。
その中で自分がどういう役割を担ってきたのか。
信じてきた家族観は
本当に今の自分に必要なものなのかどうか問い直す必要があります。
身近な関係性の中で「迷惑をかけている人を見たり、重い責任や期待を背負ってきた人」は、「迷惑をかけてはいけない」という観念を持ってしまうことが多いからです。
でも本当は「こうしなければならない」など1つもないのです。
もしも重い何かが自分にのしかかっている、という方がいれば
こうしなければならないと思っていることが
そのまま「そうしなければならない現実や役割」を創り出しているだけなのです。
自分が出したゴミは、自分が仕分けをしてまとめて出すという後始末をしますが、それを処理場へ持っていき、燃やして後始末してくれる誰かがいます。
だからどうやったって完全に人のお世話にならない、迷惑をかけないでいるということは無理ですよね。
迷惑をかけちゃいけないと縮こまっているよりも、ゴミ出しのように最低限のルールを守りながら、お互いにありがとう!と思い合っている方が気持ちがいいものです。
人は何でもかんでも「やりたくない」と思うわけではなく
そのありがたみを理解してくれない、報われない時「もうやりたくない」と思うもの。
誰かが心から喜んでくれるならば
少々大変でもやりたいと思ってくれる人はたくさんいます。
だから「迷惑をかけちゃいけない」ではなく
ありがとうなのです。
迷惑をかけちゃいけない、とギュッとしたエネルギーを握りしめていると
多大な迷惑をかける人が世界に現れます。
ありがとう、というエネルギーを放出していると
ありがたいと思える出来事が世界に現れます。
「ありがとう」の軽やかで平和なエネルギーを循環させるために
古くなった家族観を手放すことを蟹座下弦の月はサポートしてくれます。
あなたが迷惑をかけちゃいけない、と抑え込んでいることを解放しても
誰にも迷惑になんてなりません。
どんな場においても
ちゃんとしないといけない、しんどいことも私がやらなくちゃ、ではなくもっと楽しんでいいのです。
しんどいことは痛み分けです。
役割を降りたありのままのあなたをみんな
「いいね、そっちの方がいきいきしてて素敵だね😊」と思ってくれる。
みんな軽やかな方が好きです。
もっともっと軽やかに、楽に参りましょう。