私たちには未完成の魅力があるから、苦手克服にエネルギーを使わなくていい
洗練され、完成されたものの魅力はあります。
しかし、例えばインディーズの時はものすごく引力があったアーティストが、いざメジャーになるとその引力が薄れてしまうことがあります。
そこには色々と大人の事情や個々の想いなどがあるのだと思いますし
メジャーでもガンガンにとんがれている人はいますから、一概には言えませんが
枠が無かったインディーズでは個性全開でとんがることが出来てそれが強い引力となっていた、でもメジャーという枠に入ることで「NG」ももちろん出てくる、となると万人受けする「無難」な方向へ向かってしまうという1つの側面もあるのかもしれませんね。
人は時に「完ぺき」を求めることがあります。
少しでも理想に近づくように、より良くなるようにここではないどこかを目指す。
それはもちろんとても素敵なこと。
でも少し荒削りで完成されていないそのままが、逆に個性的で魅力的。
そんなこともあります。「今」が実はとても魅力的なのだということもあるのですね。
人間というものはいつだってそうなのですよね。
私たちが頑張ろうとする時、無理をして何かをしようとする時は「まんまる」になろうと頑張っているわけです。
人間のまんまるは「無難」です。
とがりもない、凹みもない、だから枠におさまっている安定感や安心感はありますし、難もない。
しかし「難もない」は「何も無い」でもあります。
自分に特化したものがないと感じて、生まれてきた意味が分からず、そもそも自分には才能がないのだろうかと悩まれる方もいらっしゃると思います。
しかし多くの場合、才能や特化したものがないのではなく
まんまるに生きようとしすぎているという場合があるのです。
人の基準に合わせようとする時、自分の何かを改善しようとしていることがあります。このままじゃダメだと思うから、無理して何かに合わせようとするのですね。
何でも出来ることがいいわけじゃない、出来ないことがあるから出来ることが際立つこともある。出来ないことは出来ないままでいいこともあります。
それが魅力なのです。
未完成の魅力
地の時代はみんなと同じようにバランスよく出来る方が良かったのですが
新時代は「何でもみんなと同じように出来てしまう弊害」があるのです。
苦手を克服することは悪いことではありません。
しかし「苦手を克服するから、無くなってしまう魅力」もあります。
経験を積んで熟練することと、無難におさまってしまうことは違います。
冥王星水瓶座時代。
熟練しても引力があり人目を引く存在は、とんがったまま、凹んだままが完全体。
本当は克服すべきではない苦手を何とかしようとしなくていい。
そっちの方向に努力すればするほど、あなたの魅力が薄れてしまいます。
冥王星水瓶座時代は好きなことをして、個性全開で、とんがって偏って凹んだまま、得意をコツコツ重ねていきましょう😊