「堂々とした私」が引き寄せる実りの収穫期 隠すべきものなど何もない 秋分
秋分です。
春分に意図した事の結果を受け取ります。
春に蒔いた種が実ってくるのがこの時期。
田植えから稲刈りのようなプロセスですね。
私たちは生きながら何かを獲得しているように見えますが、実は逆です。
生きながら1枚1枚、自分ではない皮を脱いでいます。
ですから何事にも執着せず、自然の流れに逆らわず
ありのままで生きようと心の方向性さえ定めていれば、「本当の私」と出逢い続け、生きることがどんどん楽になっていきます。
本当の私に出逢う(戻る)=隠すべきことがなくなっていく
人は「見せたくない、隠したい部分」が多いほど生きづらさを感じます。
逆に秘密の領域が少ない人ほど生きやすく感じるのです。
私たちは秘密にする必要がないような部分で「隠しておこう、秘密にしておこう」と思ったりします。
遠い過去に、誰かから言われた「言っちゃダメだよ、秘密だよ」みたいな言葉で、「秘密にすべき事がこの世界にはたくさんあるという呪い」をかけられている人もいます。
隠しておきたい、秘密にしておきたい時、人は心のどこかで自分を罰しています。
自分のせいだと思っているのかもしれないし
隠したくなるようなことが人生に存在している自分を責め続けているのかもしれない。
責めるから余計に隠しておかなくてはならないと思いますし
隠すから余計に自分を責めます。
本当は隠さないといけない事などないのです。
言わないほうがいい、秘密にしておきたい、そうしなければならないと思っているだけ。
もちろん生きていれば言いにくい事はあるかもしれませんし、どんな集合体でも社外秘や社内秘はあります。
自分の中だけの社外秘もある。
ですから無理にさらけ出す必要もありません。
しかし、自分だけは「わかってあげてほしい」のです。
人に言わない部分も、さらけ出していない部分も、それは「隠すべき恥部」ではない。責めるべき部分でもないし、おかしな部分でも変でもない。
言ってもいいし言わなくてもいい。
でも、自分を責めている部分があるならば、それはもう責めなくていいよということ。
私はよくやってきたし、それは堂々と胸を張っていい事なんだ。
あえて人に言う必要はないけれど、もうひた隠しにする必要もないんだ。
全ては私が悪かったわけじゃない。もう全部を認めて、許して生きていいんだ。堂々と。
そうやってわかってあげてほしいのです。
秋分を迎え、冥王星も本格的に水瓶座時代に入る準備をしています。
あなた1人が抱えるべきものは何もない。
あなたはもっともっと楽になっていいのです。
堂々と自分の人生や行いに胸を張って生きていい。
隠さないといけないと思い込んでいる部分は
さらなる「隠さないといけない案件」を引き寄せます。
もう、全てにおいて堂々と生きていこう!
そう決めた時、そう覚悟をした時、引き寄せるものは「堂々と胸を張れるもの」です。
春分からあなたは、あなたらしくない皮を1枚、また1枚と剥がしてきました。秋分を迎えたあなたが引き寄せるものは、あなたの内側にある強い軸に基づいたもの。弱々しさの欠片もありません。
堂々と胸を張って参りましょう。
ありのままの自分が創造した豊かな現実を受け取りましょう。