この記事は、
株式会社コネクトマイスターズのHP にて投稿している記事です。
ネイリストを長く続けていて、よく話題に上がること…
「目、見えなくなってきた」
そう、至近距離で細かい作業をするネイリストにとって、
目が見えるかどうか、はとても重要です。
日常生活に支障がないのと、
スムーズに施術が出来るのとは
別次元の問題。
私自身、
重度の近視と乱視で長年コンタクトレンズをつけていますが、
まず、その乱視との戦いを何年もしてきました。
乱視がひどすぎで、ソフトコンタクトではうまく対応ができず、
ハードコンタクトの矯正力に頼る日々。
そのうち、ハードコンタクトの進化により…
より、見えにくくなりました。
…ハードコンタクトの装着感がアップすることにより、
ハードであるのに、目に寄り添ってくれるようになったんですね。
結果、レンズ作りたての時にはしっかり矯正してくれた乱視、
数ヶ月すると、乱視に合ったレンズになってしまい、見えなくなるという事実。
これに気づくまでに何年かかかりました。
そしてやっと判明、
あえて硬さのあるハードコンタクトで長期間対応出来るようになったと思いきや…
始まったんですね、大人の目。
最近のメガネ屋さんは、言葉のチョイスが優しいです。
老眼という言葉を使わずに、
「大人の目」
「目のピント調節機能が少し弱まってきて…」
そんな表現を使って傷つかないようにしてくださいます。
遠くがきちんと見える視力まで矯正すると、手元が見えない。
手元が見えるくらいにすると、遠くの視力は上げられない。
遠近両用のコンタクトなるものも試させて頂きましたが、
細かい施術では、「レンズの下の方で見る読書」等とは異なり、
比較的真ん中に近い場所で至近距離を見ます。
その為、施術時に使いたい場所は遠近両用コンタクトの遠の部分では補えず…
結果的に、今はまだ、手元が見えるように近視の矯正を弱くして頂き、
毎日遠くが見にくいな、と思いながら生活しています。
…まだメガネを併用するほどではないそうです。
いつまで見えるかな。
そんな不安と戦いながらの毎日。
キャリアが長くなって技術力が上がってきているのに、
目の問題で苦戦しているネイリスト、
これからどんどん増えてくるのだろうなと思います。
そんなネイリスト達の為のセカンドキャリア、考えています。
(もっとすごいコンタクトレンズ、開発されないかな)
技術が出来なくなった後に残るスキルは、
何百人も何千人も応対してきたネイリストが培ってきたコミュニケーションスキル。
それを、もっと磨いて活かして、いつか次のステップへ進む時の為に準備をしておきませんか?
ネイリストの為の接客講習。
ネイリストを辞めた後にも役立つスキルです。