やり直しはきかないけれど
今日は息子が学校休み(記念日)でノンビリ過ごしています。
育児は後悔ばかりの私。息子にはもっと手をかけてあげたかったなといつも思います。もう抱っこもおんぶもハグもできないし嫌がられます。
けれど、今日もピトッとくっついてきました。床にゴロンとしながらタブレットを操作する私の横に居るのです。こういうことはよくあります。
母としては可愛くて可愛くて、ギューしたいし捏ねくり回したい衝動に駆られますが、そんなことしたら変態扱いされキモいと罵られ二度とくっついては来なくなるでしょう。なので手を出したいのを我慢して我慢して、素知らぬフリをキメている私。。。ダサいなー。
息子は末っ子で、私自身は彼の幼い頃に手をかけなかったことを強く反省しています。言い訳がましくなる理由はたくさんありますが、彼にしてみたらそんなの大人の勝手な都合ですから、かなり寂しい思いをしたのではないかと思います。疎外感はきょうだいで一番感じているのでないかしら…
こうしてピトッとしてくるのはこどもとしての甘えであり、これはもう少し成長していくと羞恥心などが邪魔をはじめるからできなくなると思うんです。
幼い頃にしてあげたかったけど出来なかったことのやり直しは、ききません。
けれど、こどもの心身にいま存在する隙間とか寂しさとかを、年相応に補ってあげることは可能です。ときどき「撫でて。」と言われますが、もう大っきくなったのに何言ってんのとかって拒否するのではなく、黙って優しく頭を撫でるとおとなしく撫でられてるもんですこれが。
落ち着くのかどうかは不明ですが、こういう時間は穏やかで好きだし、反省を生かしてくれているのかもととてもありがたく感じています。
甘えの仕方はこんなふうに優しい時間の場合もあれば、私の一番上の子のように家庭内暴力という場合もあり、甘えて来てるなという判断はとても難しい方もいらっしゃることでしょう。
しかしもう、そう長く続かないであろう、そして反抗期でもあるこどもたちの「甘え」を、先入観なく上手に受け入れていけたら、と思い、願っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?