朗読検定4級に受検します! &第二回HUG+展
つい昨日 申し込んでいた朗読検定4級の課題が届きました。恥ずかしながら あまり銀行口座への振り込みなどATMの操作に不慣れなので、四苦八苦しながらも朗読検定協会へ受検料を振り込み、「今か、今か!」と課題が届くのを待っていたのでした。
朗読検定は級によって受検の形式が異なり、3級、4級は自宅などで筆記問題を記入し、実技(つまり音声を録る)問題はCDやメールなどに添付して送る……だけでなく、これも時代でしょうか。朗読検定専用のアプリが無料で配信されていて、スマホから直に吹き込んだ声を送ることも出来るそうです。
ただし準2級以上は対面実技で、筆記も会場で行なう。自宅や図書館などで問題を解く際に参考書などを参照することは当然出来ず、実力が試されるわけです。
まあ、僕は目の前の一歩のみ意識するようにしたいので、まずは上の級は考えないで4級に全力で取り組みます。今シーズンの課題の提出締め切りは10月15日。充分過ぎるぐらいの準備と練習をして挑みます。
さて、話が変わって 来る9月21~24日ですが、兵庫県立美術館にて
障がい者アート展示会『HUG+展』の第二回が開催される予定です。
僕は何とかカントカ、作品を制作し額装も済ませ、あとは会場まで無事に作品が輸送されるのを祈るのみ。
実は ちょっと気になったことがひとつ。
第一回のHUG+展の時、僕はPCで、デジタル作画した絵を絵画作品として提出し、展示させてもらったのですが。
いざ、会場を見渡してみると……デジタルで絵画を制作した作品は、僕一人だったのです(ただし、写真に撮った画像を加工してフォト作品にしている人は他にいました)。
障がい者アートでは、デジタルを駆使して絵画を提出する人はもしかしてかなりマイナーなのかもしれない。
思っている以上に、デジタルでの作画は障がい者アートの世界では低い評価なのかもしれない。『どうせパソコンで楽しているだろう』『デジタルの絵は人工的で、冷たい感じがする。魂を感じない』とお考えの人もいるかも。
だとすれば。だとすれば。
非常に、喜ばしいことです。
マイナーであればあるほど、作風は目立ちやすくなりますし、『なんだ、これは……』と思われていれば、その理解の溝を埋める努力のし甲斐があるというものです。
高名な音楽家・千住明さんは、お父様に『(芸術の道を往くならば)空いている電車に乗れ』と言われていたそうです。
マイナーであること。作風が他にあまりないこと。理解される余地が大きくあること。
それが『空いている電車に乗っている』状態だとするならば、これほど有難いことはないです。
これから、制作を続ける限りマイナーの路線で工夫していきたいと思います。
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