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あなたに会いたい そのあなた は どの あなただろう 昨日のあなた おとといの 六年前のあなた 百年前の ずっと同じあなた まだあったこともない あなた あなたたちは わたしを わたしなど消えてしまうくらい わたしの せかいであった あなたに会いたい あなたに会いたい 熱く 凍えている手を掴み 薄い影を どうにか踏みしめて 声を ああ声 いまも耳の中に あなた あなたたちに わたしは会いたい