父を、見殺しにした話
正直、投稿するか悩みました。
こんなことまで書いてしまうのか。
こんなもの誰が読むんだ。
うっかり読んでしまった誰かに不愉快な思いをさせるだけじゃないのか。
でも、こういう現実が、人生が、ほんとうにある。
こんなものを、わたしは書かずにいられない。
知りたくない人は読まない方がいいでしょう。
わたしは、これをおのれに刻み込んで、死ぬまで生き続けます。
2020年夏、ある役所から手紙が届いた。
今わたしが住んでいる自治体からではなかった。
すぐには開封しなかった。
いつも通り