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【会計】注記が求められる重要な会計方針
以前に会計には明解であることが求められると伝えました。
このうち重要な会計方針を注記して開示することが求められることについて、取り上げます。
会計方針というのは、その企業が採用した会計処理の原則及び手続並びに表示の方法のことを言います。
大雑把に言えば、資産、負債、収益、費用の計上の基準です。
例えば資産について見れば、そのうち固定資産について言えば、その減価償却方法のことです。
定額法なのか、定率法なのかなどです。
もちろん、これは代替的な会計基準が認められている場合に注記することになるので、代替的なのがなければどの企業でも同じ基準を採用していることになるので、注記を省略することができます。
あくまでも財務諸表を利用する利害関係者の判断を誤らせないためのものです。
そして会計方針のうち重要なものというのは、これも重要性の原則というのを以前に取り上げましたが、利害関係者の判断を誤らせる恐れがあるかどうかで判断することになるので、恐れがあるのであれば重要なものに当たると判断してその会計方針を注記することとなるのだと思います。
こういったことの積み重ねで疑義がない会計を実施していくということですね。