【人生】求めていることや足りていないことに付け込まれやすくなる。
これでバラ色の生活ができると思った。
ある案件の依頼者の言葉です。
高齢者で高額な投資をして返金されなくなったというものです。
自分が求めていることだとそれがかなったら嬉しい、可能性あるならそれに賭けたい、相手もいい人だし、と思いがちです。
あるいは、自分が足りていないところ、困っていることもそうです。こういったことを解消したいと思うでしょう。
そういったことにつけ込んでくるのが詐欺師です。
詐欺師をほめるわけではありませんがバカじゃありません。
相手の心理をたくみに操ろうとしてきます。
いい人だと信じたいと思っている側は騙しやすいです。
不審点をあげて、それを質問し、合理的な回答が得られない場合、詐欺師としてとらえてよいでしょう。
質問したら、私のことが信じられないのかと責めてくる、これは怪しいです。詐欺師ではなかったとしても、質問に対して怒り出す人とはどのみちうまくいかないでしょう。
こちらに利益となるようなことを持ちかけてくるというのも、嬉しく受け止めてしまうかもしれませんが、これは詐欺師の仕事道具のようなものなので、一歩引いた立ち位置で構えた方がいいです。
信じたいという気持ちを巧みに利用してくるのが詐欺師です。
自分の中で一線をあらかじめ引いておき、その一線を超えてきたら適当に扱うくらいでいいです。
だいたい詐欺師も仕事でやっているので、適当にあしらっていれば自分から離れていきます。
離れていくということは詐欺師だと思っていいでしょう。
その気がない人に手間暇かけている場合では詐欺師であってもないのです。
一歩引く、事例を検索してみる、客観的にみてみる、など、のめり込まないようにというスタンスが肝要です。