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なんであのおじさんはこんなに暑いのにジャケットを着ているの?

今年も暑くなってきましたね。5月なのに東京は30度に迫る勢いです。

こんなに暑い東京。なのに見渡すと、あれ?スーツでジャケットを着てるおじさんがいっぱいいます。
こんなに暑いのに、なんで?クールビズは?ばかなの?暑苦しいんだけど?汗だらだらで気持ち悪いんだけど?てか臭いんだけど?なんなの?



ごめんなさい!!!!!!
こんなに暑いのに、スーツでジャケット着ているおじさんでごめんなさい!!!!!!


そう、何を隠そう、私こそ、夏でもスーツにジャケットを着るおじさん。いつでもスーツジャケットおじさんです。

なんでクールビズしないの?汗かいて臭いんだけど?迷惑だよ?なんで?

おっしゃる気持ちはわかります。
ただ、私の気持ちもわかってほしい。
そこで、私がなぜ夏でもジャケットを着るのか、暑い夏をどう乗り越えているのか、を綴らせていただきます。

Yシャツは元々アンダーウェア

スーツは元々北欧のほうで作られた装いです。
そして、『Yシャツはアンダーウェア』。つまり下着として作られました。
ジャケットを着ないことは、下着でいることになります。下着のまま公共の場に出るということは、大変失礼なことですので、北欧では絶対にしません。※ちなみに北欧の方々はYシャツが下着なので、もちろんYシャツの下に肌着は着ません。

つまりですよ、いいですか?ジャケットを羽織っていないみなさん。
本場から見たらあなたたちは全員下着をわざわざ見せびらかす露出狂の変態なのです。
私には下着で外を歩くなど恥ずかしくて到底出来ません。なので、私は夏でもジャケットを着ているのです。



えぇ。大体言いたいことは、わかります。

「とはいっても北欧より日本暑いじゃん。」
「Yシャツの下に肌着着てるから、実質Yシャツが下着になってないじゃん」
「やせ我慢する意味(笑)」

確かにそうです。ぐうの音も出ないです。
ただ、ぐうの音も出ませんが、だって、それよりもやっぱジャケット着てたほうが、カッコよくないですか!?Yシャツ姿ってダサくないですか!?絶対ジャケット着てたほうカッコいいよ!3割増し、いや、5割増しだよ!


そう、やっぱりジャケットってカッコいいんです。体型とか隠せるんです。ジャケット着てたほうがシュッ!って感じがして、カッコいいんです!
あまりカッコよくない男子が女子に初めて「カッコいいね!」って言ってもらえるのが、”ジャケットを羽織ったとき”なんです!わかります!?カッコいいんです!!だから僕はジャケットなんです!!!!!!それの何が悪いの!?!?


ジャケットおじさんの夏の過ごし方

では、この日本の夏を実際ジャケットを着て過ごすとどうなるのか。
そして、どう解決しているのかをお伝えします。

①汗が止まらない 
⇒コンビニに走りましょう

汗が止まりません。
当然です。昨年の東京の最高気温は府中の37度6分。
肌着、シャツ、ぐっちょぐちょです。
そんなときは、近くのコンビニにダッシュします。
コンビニはとても涼しく、汗が一気になくなります。最高です。
ただ涼むだけではお店に悪いですから、アイスも買いましょう。最高です。

②クラクラしてきます
⇒こまめに水分と塩分を補給しましょう

汗が止まらないので、水分も塩分も不足になりがちのため、すぐ熱中症みたいになります。
なので、夏は水と塩飴を持ち歩き、クラクラする前に摂取します。
塩飴はうめ塩飴がうめーです。うめーです。

③汗臭くなります
⇒こまめに身体をふきましょう

もちろん臭くなります。
当然です。汗が止まらないのですから。

解決方法は、こまめに身体を拭くことです。
実は出たばかりの汗は無臭です。
臭いが発生するまでは1~2時間程度かかります。その前にすべてふき取りましょう。
よってタオルは必需品です。

上記対策を取ることで、
汗だらだらで不潔な見た目も、体調管理も、気になる汗臭さも、万事解決です!


今回は、暑い夏でも何故かジャケットを着るおじさんを代表して、何故ジャケットを着るのかとそういったおじさんの夏の過ごし方を書かせていただきました。
正直、大多数のジャケットおじさんは「取引先に伺うため」とかの理由で好きで着ているわけではないと思うのですが、
そんなおじさんたちも、きっと無策で夏にジャケットを着ているわけではありません。
暑苦しく見えないように、臭くならないように、悩みながらジャケットを着ているのだと思います。

この文章を読んで、夏でもジャケットを着ているおじさんたちに、少しでも優しい眼差しを向けてくださる方が増えていただけることを願います。
夏でもジャケットおじさんたちに幸あれ!


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