一度離れてしまったお客様に、また戻ってきてもらうには?
ファン作り、というと
「新規獲得じゃー!」となりがちだけど
人口が減って、人々の消費意欲も下がっている今の時代、
新規獲得のゲームだけで戦うのはむずかしい。
かつてのお客さまが、戻ってきたくなるブランドとは?
一度でも、
自分のブランド(商品やサービス)をいいと思って買ってくれた人、
かつてはファンでいてくれた人たちに
「もう一度好きになってもらう」ことも考えたい。
(もちろん、前提として、一度何かを買ってくれた人と「どう長く付き合えるか」を設計しておくこと。その上で、離れてしまった人へもアプローチできる、という話)
買わなくなった人は、戻ってきてくれるのか?
え? もう買わなくなった人は、イヤで買わないんだから、無理じゃん?
と思いがちだけど、
自分のことを考えてみても、
「買わなくなった理由」は、
なんとなくだったりする。
なんとなく飽きた、
なんとなく他のものも試したくなった、
でも、そうやって試した「他のもの」にも、また飽きるタイミングが来たり、
「なんかいいのないかな〜」と
探すタイミングが来たりする。
そんな時に、
「前よりも良くなっているアップデートされた新商品」が
かつて好きだったブランドからリリースされたり、
かつてのファンだった人向けの施作があったりすると、
「あ!これ、前好きだったやつだ」
「わー!なんか、良くなってる!」
と振り向いてもらうことも可能。
ファンを増やす方法は、ひとつじゃない。
ファン作りでは、
「ちょっといいかも」
「気になる」
という、にわかファンを増やすことも大事。
「にわか」から「コア」なファンになってもらう仕組みも大事。
ずっと好きでいてくれる「古参ファン」を大事にすることも、
一度離れてしまった人を「出戻り歓迎」することも、大事。
そしてファン同士が、変な序列関係ではなく、あたたかなつながりで広がっていくような設計を、ブランド側がしておくことも、また大事。
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