【さいたま文学館】対談&初版本ビンゴレポ2
どうして初版本なのか
対談一つ目のテーマは「初版本の魅力」について
ただ本を読むのであれば別に初版本である必要はない。
世の中には文庫本といってコンパクトで手に取りやすく低価格でお財布にも優しい本がある。
それに対して初版本はどうか。値は高く、読みにくく、古びていて、時にカビ臭く、時に薄汚れていて、文庫本のような新品特有の小綺麗さも清潔感もなければお世辞にも扱いやすい本とも言えない。
なのに世の中には初版本コレクターが大勢いる。それはなぜなのか?
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