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ひきこもりの解決12(現在と、振り返り6)

現在 28歳

娘が、驚くようなことを言いました。
ひきこもりたい、という気持ちを忘れてしまった、と。😳

え? えええー??
さすがに耳を疑いました。👂

自分が忘れっぽいのもあるかもしれないけど。と。

震災のときなど、非常時においても、ひきこもりは家の外へ出ることができない、とてもハードルが高いというような話をしていたら、

その心情を忘れてしまった
と言います。

いやいやいや〜長い間、
ひきこもり、だったのに?
いつも、寝てたよね??

私も、心身ともにすり減り過ぎて、とても辛く長い時間を共に生き抜いて来ましたけど‥。 ?

家で隠れていたくなる気持ちを、

‥‥ 忘れたの‥‥?!
マジですか‥‥

あっ、そうっ!✨✨
すご!!! ()😄😄

確かに現在、眠くて眠くてたまらず(睡眠は充分取っているにも関わらず)仕事へ行けない、ということや、
お風呂に入れていないから行けない、ということなど精神疾患あるある、な場面は時々あって、

部屋で1日ボーッと過ごしてた〜と言うときは、
ひきこもりの話として聞いていたのですが、

どうやら違った。
普通にボーッとしていた休日の話をしているだけ、のようです。

嫌でたまらなくて苦しかったよね
あまり覚えていないの? 笑
なぜ隠れていたかったんだっけ。
みたいな感じです。
私のほうがリアルに実感? 😅

今、基本的には安定してずっと仕事へ行っているし、
家から遠いショッピングセンターまで節約がてら歩いて行ってきた。
など、躍動的だし。😄

へぇ~〜。
こんなことがあるとはね。✨

本人が言うのには、B型作業所へ通い始めたところから、すべてが変わってきた。そうです。

何とか現状打破したい、ひきこもる人たちに、強く勧めたいと申しております。

では、ちょうどその、B型作業所時代に戻って、今日も過去の記録を書いていきますね👇

23歳 B型作業所

今から5年ほど前、1つ目のB型作業所では、調理の仕事をしていました。
コロナ前は、併設されているカフェでドリンク類や簡単な食事を提供したり、
コロナでカフェが閉鎖されると、お弁当作りをしたり、

特に揚げ物、焼き物を担当し
(本人曰く、熱モノ担当🔥)、
ほかにパンの成形などもさせてもらったり。

最初は30分だけの勤務で、再び世の中に出ていく第一歩を踏み出してから、
2年後には、ここのヌシですか?と聞かれていたくらいに慣れ親しんでいたので😆、
良い経験となっていました。
お料理が身につくと、確かに一生役立ちますしね。😄

そして、とあるバレンタインに近い時期の日曜日の夕方だったか、
私が何気なく観ていたテレビ番組で、
障害者にもしっかりお給料を出したいと願うオーナーが立ち上げたチョコレート製造の作業所の話題をやっていて、

凄いね〜。雇われた障害者に、こんな風に本気で賃金を払って励ましていきたいという作業所の社長さんがいるのね、立派だね〜。
と二人で話していたのですが、

それをキッカケに、娘はどこか新しいB型作業所で良いところがないものかと探し始めました。

と言うのも、調理の仕事をしている時に職員さんからは、
娘がアニメの絵を描くことが出来るのに、それを活かさないのは勿体ないなあと言われていたこともあり、
どこか他に良い作業所があるなら移りたいと。

ネット検索して見つけたのが、
家からは遠い場所でしたが、
アニメの絵を描きながら過ごせるB型作業所兼居場所でした。

ただ、自宅からは交通の便が悪く(時間がかかる)、娘はすごく通ってみたいけれど、とても無理だろうと諦め半分に。

当時、我が家で高齢の母の面倒をみていたため、実家は空き家同然、
実はそこからなら作業所への所要時間は約半分で済むことに気づき、👀

これは! 💡
実家に娘ひとりで住んで、そこから通うとか? 
それなら行けるんじゃない??

そう提案してみると、
えっいいの?!と娘。
(ひとり暮らしに憧れている)

やってみたら?
背中を押し、私の姉と話して、
実家の見回りもやってくれることになるし、光熱費はタダでいいよ!となり、

娘は、ひとり暮らしと同時に、
新しい作業所の仕事へ通うこととなりました。

素晴らしく整った設備の作業所で、昼間再びアニメを描くことが出来る! 
工賃は前作業所より格段に下がるけれど、やってみたい!
昼ご飯のお弁当だけはもらえる!😋

新しい展開。
これがまた大きな一歩となりました。


では、ここからは更に過去の記録となります。

19歳 専門学校2年生

日々10キロの荷物を背負って、
学校の最寄り駅から長い坂道を上り、嬉々として通学する娘。

アニメ学科の2年目、授業は楽しく、精一杯に力を注いで課題をこなし、周りの友達とも馴染んで、
何だかみんな似ている、と安心した様子で過ごす毎日。

秋には学園祭でコスプレをしたり、中学高校時代に良い思い出が無かっただけに、そういう意味でも満喫している様子でした。

ドン・キホーテで買った金髪のウィッグや、中国に発注したキャラクターの衣装など、
私の子供時代とは違う弾けっぷりに、私までどこかストレス発散のような気持ちで嬉しくなりました。

就職活動

夏ごろには、アニメ制作会社の名前を娘から多く耳にするようになり、それぞれの会社の特色なども聞かされ、保護者説明などもありましたが、

職場環境はブラック全開の業界であることや、低賃金で救急搬送レベルに働く人も珍しくない世界であることなど、 
そして当時、スタジオは98%が東京(我が家は関西)であったり、
ほぼ、心配事項しかありませんでしたが、

他の業種を考えることなく、娘は就職活動用のポートフォリオを準備し、ひたすらひたすら物凄い勢いで描く毎日を送っていました。

神戸にも何箇所かスタジオがあり、出来ればそこがいいな‥と。
何社かに応募して、面接へ。

そして、念願の地元での採用が決まりました。

家からは通えないから部屋は借りるけど、たまに帰れる〜
いろいろ安心。☺️

それにしてもよく、決まった!!
大喜びしました。

つづく

次は、統合失調症発症〜 そんな人生を受け入れて生きる大切さに気づく
を書きます

今日も読んでくださってありがとうございました☺️

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