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親への想い#理解はしてほしいこと

今日は、山根あきらさんの企画に参加させて頂きます。
ずっと、書きたくて書けなかったことがあったのですが、
こちらの企画に参加させて頂くことで
思い切って書いてみようと思います。

共感してもらえなくてもいい、
でも、あぁ、そういう人もいるんだな
、と
理解はしてほしいこと。
私にとっては『親への想い』です。

私は、母から殴られて育った。
叩く、ではなく、殴る、という表現が合っていると思う。

そもそも、私の名前(本名)は、
母がつけたかった名前と違う。
母は「ゆき」という名前をつけたかったらしく、
産まれた病院でも
「ゆきちゃん」と呼んでいたらしい。

しかし、役所に出生届を出しに行った父が
全く別の名前で戸籍にのせた。
私につけられた名前は、
母いわく、父の昔の女性(彼女)の名前だとのこと。

なので、父が私の名前を呼ぶたびに
腹が立つと言っていた。

母にとって嫌な思い出しかない名前なので
愛情をこめて呼ぶことなど出来るはずもない。

名前は親からもらう、
一番初めのプレゼントだと聞くが
そのプレゼントがこれだから
どうしようもない。

そんな始まりだから
気に入らないとすぐに殴られる。
自分の手で殴ると痛いので
ふとんたたきや、
掃除機で殴る。
そして、それ(物)が殴った衝撃で壊れると
また、ものすごい剣幕で怒る。

殴られると痛いので泣くと、ベランダに出される。
そして、夜中に子どもがベランダで泣いている、と、
近所の人が通報して警察が家に来る。

今考えたら、完全に児童相談所案件のような気がする。

さらに、ギャンブル大好きの父のおかげで
借金だらけ。
とにかくお金がなかった。

夕方になると
いわゆる怖いお兄さんが借金の取り立てにやってくる、
そんな家庭だった。

そんな家庭で育った私なので、
母への愛があるかと聞かれると微妙だ。

確かに産んで育ててはくれた。
今、私は、こうして生きているから。

だけど、心から母に感謝出来るかと
問われると、難しいなと思う。

でも、たいてい、周りの人は
「もう何十年も前のことでしょ?お母さんも反省してるよ。」とか
「いい加減に許してあげたら?」とか
「ご両親も、辛かったんだよ」とか
両親の味方だ。

私は決して母の介護や支援を拒否などしていない。
義務感からだけど、
病院受診の付き添いや
買い物の支援、
介護サービスの導入、
金銭管理など
一通りのことはしている。

母の日にはお花を贈るし、
誕生日には食事に誘う。

もちろん、父が生きていたときは
認知症で要介護5の父の身の回りのことも
出来る限りやった。
母が「父の介護は出来ない」というので
私がやるしかなかったから。
(父は施設に入所していたので基本は
施設の方がみてくれた。)

父が亡くなったあとの法事のことも
母に代わって、姉と一緒にやってきた。

それでも、他人は
「もっと」「もっと」を要求する。
もっと、お母さんを大切にしなくちゃ。
もっと、お母さんと過ごす時間を作らなくちゃ。
死んだら会いたくても会えないんだよ、
と。

親のことを
大切に思えない人も世の中にはいるってこと。
何十年たっても許せないことはあるってこと。
親だからこそ、許せないこともあるってこと。

共感してもらえなくても
そんな人もいるってことを
理解はしてほしいな、と思います。

親を好きになれないなんて、
年老いた親を抱きしめられないなんて、
冷たい人間だな、
と、思われるのが嫌で、
ずっと笑ってごまかしながら
生きてきたこと。
黙っていた気持ち。

noteでなら、本音を書けるかな、と
思いながらも、
やっぱり書けずにいました。

今回、企画参加というカタチで
自分の気持ちを書くことが出来て
山根あきらさんに心より感謝いたします。

500字に収まらなかったので、企画参加と認められない場合は、
企画参加ではなく、自分の一つの記事
とさせて頂きたいと思います。

募集要項は400字~500字程度(日本語で書く場合)となっていますので、ご参加予定の方はお気をつけ下さいね。

また、私に「書こうよ!」と背中を押してくれたのは
仲良しのchiyoさんと、ももまろさんの記事です。
chiyoさん、ももまろさん、いつもありがとう。

#理解はしてほしいこと

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