臨床で考えて欲しい頸部ポジショニングの2つの役割について
皆さん、いつも見ていただいてありがとうございます!嚥下障害に苦しむ方をサポートするために情報発信してます、コニヤンです👍
今日は、臨床で頸部ポジショニングを考える時に、考えて欲しい2つの視点についてお伝えしていきます!
この内容は、5月19日に開催した直接訓練時の頸部ポジショニングのセミナーレポートになります。受講された方も復習用にご覧いただけると嬉しいです!
次回のセミナーは『舌機能』、嚥下評価において絶対に知っておいてほしい内容です♪
今回お伝えすること
①講師が頸部ポジショニングの役割とは?
②嚥下機能の効率性向上の為のポジショニング・角度の意味とは?
③まとめ
臨床で嚥下障害の方を初期評価するときに、嚥下スクリーニング評価・直接訓練前に嚥下機能につながる姿勢やポジショニングを考えることはありませんか?
そもそも、嚥下障害の方に頸部ポジショニングを考えていくときに、どんな役割で行っているのか明確になっているでしょうか?
自分自身が臨床で大切にしているのは、自分が行っていることの意味・目的を説明でき、何のためにするのかという役割を知っているです!これがある方こそ、頸部ポジショニングへの介入前後にどこを意識して評価・治療するのかが変わりますので、ぜひ最後までご覧くださーい👍
①講師が頸部ポジショニングの役割とは?
臨床で嚥下障害の方を初期評価するときに、嚥下スクリーニング評価・直接訓練前に嚥下機能につながる姿勢やポジショニングを考えることはありませんか?
そもそも、嚥下障害の方に頸部ポジショニングを考えていくときに、どんな役割で行っているのか明確になっているでしょうか?
自分自身が臨床で大切にしているのは、自分が行っていることの意味・目的を説明でき、何のためにするのかという役割を知っているです!これがある方こそ、頸部ポジショニングへの介入前後にどこを意識して評価・治療するのかが変わりますので、ぜひ最後までご覧くださーい👍
自分が臨床で『頸部ポジショニング』を考えていく上で、2つの役割に分けて考えていきます!
1つ目は『ポジショニング』
2つ目は『角度』
この2つについて詳しくお伝えしていきますね(^ ^)
②嚥下機能の効率性向上の為のポジショニング・角度の意味とは?
ポジショニングとは?
・状況に応じて、自分の位置を定めること
・全体と他者との関係で、位置を定めること
・クッションなどを活用して身体各部位の相対的な位置関係を設定し、
目的に適した姿勢(体位)を安全で快適に保持することをいう
→嚥下機能の効率性を向上させる為に位置・姿勢を保持すること
→嚥下反射・嚥下圧機能の効率性が向上しているかを評価することが大切!
角度とは?
・角の大きさを表す量・測定のことである。
・流れる場所→食塊をどこに流すのかを変える!
・スピード→食塊(ボーラス)が流れるスピードが変える!
→頸部角度を変えることで嚥下機能に応じた
食塊の流れる場所・スピードを調整すること
③今回のまとめ
今回は、講師が『頸部ポジショニング』を考えるときに2つの役割について考えることをお伝えしました。まずこれを知ることで今から自分は嚥下障害の方に対してポジショニング(嚥下反射・嚥下圧機能効率性を向上を目的)にアプローチするのか?角度(嚥下機能に応じた食塊の流れる場所・スピードを目的)にアプローチするのか?が変わってきます👌
是非、明日の臨床場面でもまず自分自身はどちらに対して介入するのから考えてみてください!
次回は、嚥下反射・嚥下圧の機能の効率性を向上させる為のポジショニングについて発信する予定です。
最後まで、拝読してもらえて嬉しいです。次回もお会いしましょう!
次回のセミナーは、初期評価で見るべき舌機能の3つのポイント👍嚥下評価において、絶対に外せないのが『舌機能』!初めて聞く方も基礎から学んでいきましょう!
今後も摂食嚥下障害で苦しむ方をサポートする為に! 皆さんの臨床で役立つ摂食嚥下の情報を発信していきますので、宜しくお願いします!