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新型コロナで見えた日本の究極の弱点

深夜にプラビのドラマ「ネット興亡記」(8月に出版されるらしい)を見ていて、おやっと思い、今回のCOVID-19 問題とも共通するなと考えました。  戦後日本の成長を支えた官僚制度が硬直化し、新しい事態に対応できなくなっていること、PCR検査、緊急事態にスピード対応する対応する行政技術などの不可能さ加減、既存法制度の問題を即座に修正できない硬直した法制度など、  「ネット興亡記」-インターネットの普及のための民間会社の設立をめぐり1990年代初頭に奮闘した実話をもとにした男の物

    • COVID-19 問題で見えてきた「日本問題」-デジタル文春4月12日舛添氏+2019年11月19日官邸の内幕記事の読後エッセイ

      黒田洋一 2020年5月16日(土)hirokok510@outlook.jp   今回の新型コロナ感染症(COVID-19) 問題は様々な形で現代日本および人類史が直面する危機を浮かび上がらせた。 ウイルスとは、「動的平衡論」の福岡伸一氏によれば、高等生物出現後、その遺伝子の一部が「家出」して生物間を行き来して「感染」しながら生物の遺伝子進化を促進する役割を果たす相互利用の関係だった、という。また石弘之氏の「感染症の世界史」よれば、日本列島における感染症の最古の証拠は、西

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