40代、60代になると過去数十年のフィードバックを感じるようになるのでしょうか
40代半ばになり、昨年あたりから過去20年くらいのことを振り返って考えるようになった。30代はまだ未来、将来のことしか考えなかったが、40代を過ぎ、祖父が亡くなり、祖父母世代が家族からいなくなると、突然家族のメンバーが旧に少なくなったように感じ、それとともに時間があまりないように思うようになった。
ここ5年ほど、父はかなりだらけた生活をしていた。
店舗が以前は自宅から歩いて10分くらいのところにあり、毎日実家と数往復しており、店舗では座ることがあまりできなかったのが、5年ほど前に自宅を改造し店舗にして移転したことから、昼の2〜3時間は自宅に引っ込んで昼寝やソファーでダラダラすることが多かった。
また、母が元気で働き者なこともあり、面倒なことは全て母に頼んでいたら、重いものが持てなくなり、歩くのもとても遅くなっていた。
朱に交われば赤くなるではないですが、暇な自営業だと、あまり長い時間を通して世の中にいるいろんなタイプの方と関わっていくといことがないので、自分の基準が普通になりますが、会社勤めなどをして、転職などをすると、会社の社風とともに、いろんな人がいることを発見します。
自分はこれまでずっと会社勤めで、大企業の場合は、東大や国立大卒クラスの頭の良い人などもちらほらおり、そのような人を観察してわかったのが、とても勤勉で細かく動くということでした。
今回の父のコロナ騒ぎも、コロナキットで陽性が出た後、2日は寝込んでいたが、3日目に具合がよくなり、暇になったとのことで、動き回り始めたことにより、コロナの状態がゆでがえるのように慢性化して、コロナということに気が付かないという状況になったのだが、もし父が慢心せずにすぐに病院に行く、またはおとなしく療養して3日間寝ていたらこんなことにはならなかった。40代、60代を過ぎて出てくる問題には過去の習性が集大成となってその瞬間に現れてくると感じています。
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