リトアニア開業記2021年まとめ
写真は昔のヴィルニュス、ウジュピスの観光センターに飾られていたもの。
さて、12月に入り、諸般の事情により一次帰国中。
帰国を前に事態はドタバタ進展しました。みんな、私が日本に帰国する前に何とかしようとてんやわんやになってました。もっと早くに帰国することにしてたら、もっと早く進んだのでは、、、
1. 飲食店運営会社の買収ほぼ完了
2. 店舗物件の賃貸契約完了 これは問題なし
3. TRP(Temporary Residence Permit) 取得したけど
といっても、いろいろあるのがリトアニア。
会社の買収がまだ途中な訳
リトアニアには、日本の消費税のようなVAT(付加価値税)というのがあり、VATを納める事業者と、納めない事業者があります。年間45000€以上の売り上げがあれば自動的にVAT payer になりますが、それでなければ税務署(?)に申請して登録してもらう必要があります。VAT payer になると、会計処理は厳格になりますが、EU内の取引において節税効果があるので、大きな買い物や設備投資にはVAT Payerになっていた方が良いのです。買収した会社は以前はVAT Payerだったのですが、現在は違うので、再度VATの申請をしてもらうように依頼してました。以前のオーナーさんは簡単にできると言ってましたが、実はこれ、めっちゃ時間がかかります。会社名義での銀行口座開設と、VAT登録を買収の条件にしているので、名義は変更したものの、まだ取引は完了していません。
TRPの不具合
これも9月にurgent processingで申請し、承認しましたという連絡があったのですが全然発給されず、、、でしたが、日本帰国の前日に発給されました。TRPはカードですが、それそのものよりも、それをもとに電子署名をつくることが大切。今回は、declaration (居住地宣言)、雇用保険と関連の税金(自分で自分を雇用する)、健康保険、去年私が設立した会社のVAT、などの手続きが必要でした。
しかし。一筋縄ではいかないのがリトアニア。
電子署名は、携帯のプロバイダーで作ってもらえるのですが、なぜかシステムエラーで署名が作れない事態に。意味ないじゃーーん。時間切れでそのまま日本に帰国してしまいました。declarationは弁護士さんが市役所に事情を説明してくれて、何とかなったみたいです。
たぶん、発給されてすぐに手続きをしようとしたので、まだシステムに反映されてなかったんじゃないかな。うん。
そんなこんなで、なんとかかんとか、、、な2021年でした。
いよいよ2022年は本格稼働かな。ドキドキとワクワクです。
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