リトアニアに戻って、ようやく店舗のことを前に進めつつあります。今の最大のフラストレーションは、リトアニアの「職能」と「プロフェッショナルサービス」について。 例えば、既存店を改装するときに、日本では内装屋さんや建築家さん、デザイナーさんにパースや図面を依頼する。キッチンだけだと厨房機器メーカーさんにお願いすることもある。図面を描いてくれた人にお願いすれば、工事をする人も紹介してもらえる。さらにどちらかが全体の工事をマネジメントしてくれる。プロと話をしながら詰めていく。 こ
写真は昔のヴィルニュス、ウジュピスの観光センターに飾られていたもの。 さて、12月に入り、諸般の事情により一次帰国中。 帰国を前に事態はドタバタ進展しました。みんな、私が日本に帰国する前に何とかしようとてんやわんやになってました。もっと早くに帰国することにしてたら、もっと早く進んだのでは、、、 1. 飲食店運営会社の買収ほぼ完了 2. 店舗物件の賃貸契約完了 これは問題なし 3. TRP(Temporary Residence Permit) 取得したけど とい
写真はリトアニアの黒パン。マーケットで買いました。酸っぱくて、最初は苦手だったけど、乳製品とめっちゃ合います。お気に入りの食べ方は ーハムとチーズを乗せてレンジでチンする ー冷たいままバターをたっぷり塗る ーバターを塗ってチンしてから蜂蜜を塗る カロリーは考えないでおきましょう。 さて、移民局から「居住許可の発行を決定しました」の連絡の後、全く音沙汰がなかったので、弁護士さんがアポイントを取ってくれました。 本日、決定の連絡からかれこれ3週間。、、、まだ書類が
これはヨーロッパ全域に言えることかもしれませんが、リトアニアで飲食店経営者や関係者が口を揃えておっしゃるのが「匂い」。 匂いに対する住民からのクレームが尋常じゃなく、それで営業停止に追い込まれた飲食店もあるとかないとか、、、。 日本の飲食店開業時には見たことがないんですが、こちらではベンチレーションの専門家に依頼して、排気の状況を測定してもらい、不足の場合は追加工事を提案してもらいます。全く「物理学」なので、窓を開ければいいんじゃない?という話ではなく、逆に窓を開けると吸
リトアニアの会社のホームページは、かっこいいのが多い。でも、結構リンク切れが多くて、記載されてる電話番号が変わってるなんてこともザラ。つまり、メンテナンスに課題あり。このあたりは世界共通なんでしょうね。 そんなこともあって、簡単なホームページを自分で作りかけていたところ、リトアニアの友人からデザインも文章も写真も、なにもかもダメだと強烈なダメ出し。結局友人がホームページを作ってくれることになり、プロに写真を撮ってもらうように言われました。 リトアニアではビジネス用に写真を
ようやく弁護士さんから「移民局があなたの滞在許可書の発行を決定しました」という連絡がありました。 通常の審査より早く結果が出る、有料のエクスプレスサービスを申し込んでいたにもかかわらず、なかなか回答が来なくてどうなってるのかと思っていました。この後、住民コード的なものを銀行口座や税金に紐付けたり、保険などの諸々の手続きに移る予定が、、、アポイント取りにはや一週間。未だ移民局のアポは取れていません。エクスプレスサービスの意味ない気がする。 そして店舗用物件の方ですが、営業ラ
あまりにも進捗がなくて、もう1ヶ月ぶりのnote投稿です。 まず、9月末に申請した5ヶ月VISAは無事発給されましたが、同時に申請した居住許可はまだアップデートなしです。 そして難航しているのが、不動産契約。ベンチレーション(排気)の不安があるため、新しい賃貸物件が出てこないか横目で見ながら、賃貸契約の準備ができるのを待っていましたが、もう限界。 何にこんなに時間がかかっているかというと、会社の買収。現在予定している物件で営業するには、ライセンスの関係で以前営業していた
開業しようと思ってリトアニアに来たけれど、なかなか前に進まず、待つばかりのストレスが溜まる毎日。日が経つにつれ、周りの反対の声が気になったり、こんなに進まないのは意味があるんじゃないかな、、、なんて弱気になってきたり。そんな気分を吹き飛ばすために週末旅行に。ずっと行ってみたいと思っていたリトアニアの西の端、クライペダとニダに行ってきました。だらだら旅行記です。 クライペダ ビルニュスからクライペダまでは電車で行く方法とバスで行く方法があります。今回は電車。事前にネットで予約
ようやく!!本日、居住許可とVISAをダブルで申請しました。長くなりますすがまとめておきます、 これまでの経緯2020年11月末、VISA申請のために会社を設立。 2020年12月に一時帰国のつもりで帰国したら、コロナ禍で特別な事情やVISAがないとリトアニアに入国できなくなる。本来は再渡航してからVISAを申請しようと思っていたけど、、、 5月中旬に日本からVISAを申請。ここでVISAの種類を間違うという痛恨のミスをしでかし、 6月にVISAが却下される。先行
スーパーの前の勝手な?市場。スーパーや市場にお買い物に来る人を狙って、即席店舗が出ます。多分、近隣の農家さんかな?新鮮で安いかというと、それはそれでよく吟味が必要です。でも、小さなおばあさんと目が合って、試食なんかしてしまったら、もう買わずにはいられない。 居住許可の申請に必要な事業用の住所はシェアオフィスにする。この件は賃貸契約書のサイン待ち。その後は弁護士さんのお仕事を待つしかない。ダメだったら9月末に帰国、そして3ヶ月後に再挑戦。 飲食店の物件も、以前営業していた会
リトアニアはITスタートアップに力を入れていて、おしゃれなシェアオフィスもたくさんあります。 店舗物件の不動産契約の先行きが不透明なため、事業用物件としてシェアオフィスを契約することにしました。ALT Space おしゃれなITピープルばっかりじゃないかと気が進みませんでしたが、もう仕方ない。(ちなみに、ALT Space もそうですが、素敵なHPがあるのにその先がリンク切れなのは、リトアニアあるあるです) 日本でシェアオフィスを借りたことはないのですが、大体同じ感じかな
9月3,4,5日の3日間はビリニュスで「首都祭」が開催されました。この週末は地方でもいろんなお祭りやマーケットが開催されていたようです。 さて、先週の火曜(8/31)に買収を検討している会社の負債の内訳がわかったわけですが、その先がとんと動きがありません、、、。こちらからは、負債が解消するのはいつ頃か問い合わせるとともに、家主さんには会社が無事に買えてから賃貸契約をしたい旨を連絡していますが、回答なっし。(9/5現在)まぁ週末を挟んでいるという事情もあるのでしょうが、日本の
会社の負債の内容は理解できる。新たにキャッシュが出ていくような話でもない。ちょっと時間はかかるかもしれないけど、きちんと処理さえすれば、私に降りかかってくることはなさそう。でもなんか、、、気持ちよくない。そして、負債の内容がわかったのはいいけど、それをどうする、という連絡はない、、、。ど、どうするの?? この物件に絞る前の候補は3件 1. 隠れ家的で日本食レストランとしてのレガシーのある立地、厨房設備が素晴らしい。お家賃も破格。でもアルコール免許がない。 2.繁華街の端
ヴィリニュスではよく気球をみます。 店舗についてはそんなに毎日進捗がないので、一般的なアパートを借りるお話を。 賃貸で部屋を借りるのはとても簡単。インターネットサイトで検索して電話するだけ。一番メジャーなのはaruodus.lt だと思います。ポイントがあるとすれば「電話」。ホームページにはメールアドレスもSMSもチャット窓口も掲載されていますが、私の経験では返信がきた試しはありません。電話をして、できるだけ早くアポイントを取る。特に夏場は引っ越しシーズンなので、いい物件
エリア開発中のウジュピス南側。フードコートができてます。居酒屋さんも。集合住宅を含めたかなり大きな面的開発。 アルコール免許のために買収(こう書くとなんかすごそう)しようとしていた会社に借金が判明!!の続き ようやく会社のオーナーの会計士から連絡が。負債の内訳は、経営者貸付とロックダウンによる家賃不払い(大家さんとは話がついているらしい)が主なもの。負債の内容としては真っ当なもの。あとはこれをきちんと解決してから売ってくれ、という話ですね。そもそも物件にライセンスがついて
くっきりとお月さま。夜のビリニュスは幻想的。 7月中旬にリトアニアに来てから、ずっと最優先事項だった店舗用物件の確保。20席ぐらいの小さなお店にしたいと思っていました。そんな物件は多くないのですが、何度も内見してようやく心に決めたとある物件に暗雲が、、、 日本は、飲食店が店内でお酒を提供するのに免許は必要ありませんが、リトアニアではお酒の度数、提供可能時間を含めて免許制です。この免許は不動産にも紐づけられていて、例えば洋服屋さんでお酒を提供するための免許は取れませんし、も