見出し画像

The Wild Robot(映画)

家族映画3回目、今日は映画館でThe Wild Robotを観てきました。

娘たちは学校で原作を読み、2巻及び3巻も読了済み、親は完全に未読で挑みました。

The epic adventure follows the journey of a robot—ROZZUM unit 7134, “Roz” for short — that is shipwrecked on an uninhabited island and must learn to adapt to the harsh surroundings, gradually building relationships with the animals on the island and becoming the adoptive parent of an orphaned gosling.

公式サイトより

日本語版。こちらは来年の2月7日公開予定です。

「ご用件をどうぞ」そのロボットは命令を待ち続けた 人間のいない島で 嵐の夜、人間をサポートするプログラムがインストールされた<最新型アシスト・ロボット>が入った箱が、無人島に流れ着いた。「私は ROZZUM(ロッザム)7134、ロズと呼んでください」「ご用件をどうぞ」誰もいない大自然の中で、起動したロズは命令を求め歩き出す。島の動物たちからは“怪物”呼ばわりされ、大自然を孤独にあてもなくさまようロズ。誰からも命令されない、過酷な野生の島では、ロズに組み込まれたプログラムは通用しない。しかしある日、ひとつの“小さな出会い”をきっかけに、ロズに思いもよらない変化の兆しが現れ始める―。

フィルマークスより

※ 日本語版は公式のあらすじが画像のため、フィルマークスから引用しました。

私自身が“母“なので、これは親になる物語、また子の巣立ちと自分の生き方を決める物語だな、と思いました。一緒に見た子供達はきっと全く違う感想を持っているらしく、いろんな立場から楽しめる物語なのだと思います。

児童書原作らしく、すべての動物が理解し合う瞬間があったりしてファンタジー的な一面もありますが、時代背景やロボットのあり方からSFでもあり、原作者が宮崎駿のファンというのも頷ける物語です。
SF好きとしては、ロボットに性別が割り当てられてしまったのは残念ではあります…(そこまで児童書に求めるのは過分の自覚あり)

映画としては、映像は美しく、一つ一つ説得力があり、脚本に無駄もなく流石ドリームワークス。ただ、映像が映えるように攻撃的な描写を追加したようにも思えてそこは低評価をつけたいポイント。原作、多分もう少し対話重視で牧歌的ではないかしら。

全体的に、色々大人として矛盾は感じるものの、子供向け、また一緒に見る親に提示する物語としてお勧めできる映画です。日本語版はちょっとキラキラを足しすぎな印象もありますが、お子さんと見に行っても楽しめると思います。

最後に原作サイトを英語版、日本語版ともリンクしておきます。ご参考までに。

ブッククラブ用のノートも。

https://www.hachettebookgroup.com/wp-content/uploads/2017/06/The-Wild-Robot-Book-Club-Guide.pdf

日本語版は福音館書店ですね、「野生のロボット」

アメリカでSpotify有料会員対象の無料audiobookにもありまして、私はこれを聞く予定です。頑張ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?