長銀団地という生き方 その4
長銀団地という生き方その3よりつづく
だいぶ脇にそれたが、というか、それっぱなしで、このタイトルの訳がわからなくなっているのだが、兄が私に「会葬お礼の文章の原案を作って送って、」と言っての帰りしなに、私から兄にきいてみたのは、
「私さ、絶対にお兄さんのほうが文才あると思うんだよね。」
「うん。」
「でね、ここの、この長銀団地の方たちって、ほかの地域の、いわゆるお年寄りとは全く違うよね。」
「そうだね。」
「私は正直、こんなに素敵な年齢を重ねた方々の集団を見たことがない、け