ドル円は下げ止まるか?トランプ氏、メキシコ大統領と電話会談
11/28(木)サンクスギビングデー米国休場
今夜は米国の感謝祭です。家族が集まって七面鳥を食べる日。マーケットは休場です。明日金曜日はブラックフライデー。年末商戦に向けて小売、ECサイトのセールが始まりますが、マーケットは短縮取引ですので、流動性は低下します。値動きは小さいか、もしくは大口の仕掛けがあれば値が飛ぶ=ボラティリティが急上昇するか、というマーケットとなりますが昨晩のNY市場が引け感謝祭入りだ、というタイミング、東京時間の8時台ですが、またもトランプ劇場でメキシコペソの上昇主導でドル円が吹き上がるというボラティリティ上昇イベントがありました。
トランプ次期大統領とメキシコシェインバウム大統領電話会談
ペソ円、ドル円急反発のきっかけはこのニュース。
ただし、記事中にもあるように、このトランプ氏の投稿に対し、シェインバウム氏は「メキシコの立場は国境を閉鎖することではなく、政府・国民の間に橋を架けることだ 」と反論しています。
それでも、メキシコペソが急反発した背景は、感謝祭前でマーケットが薄くなっていることに加え、トランプリスクを警戒しペソ売りを仕掛けていた向きの買い戻しが入ったためだと思われます。決してここからメキシコを前向きに評価してペソ買いが旺盛に入ったための上昇ではないと思われますのでここから高値追いは禁物かと見ています。
ペソ円、日足でみると下落トレンドの中の反発に過ぎないことが確認できます。90SMAがレジスタンスとなって下落、ここを超えられないですね。90SMAも200SMAも下落方向にトレンドを描いています。
ドル円相場も同様です。トレンドを変えるほどの上昇ではありません。
関税強化トランプ砲と12月利下げ確度の高まりで急落した反動が出たといったところでしょう。テクニカル的には9/16安値から11/15高値までの上昇幅に対して38.2%下落レベルに接近していましたので、買戻しも入りやすいところまで売り込まれていたということです。
流動性低下につき、急激な変動リスクも伴いますが、ここからは基本的には凪相場となりやすいと思われます。明日の東京市場では実需の動きがどの程度ドル円を動かすかわかりませんが、投機筋などトレーダーらは基本休暇入りしているのであまり面白くない相場かなぁと思います。
今日のトランプ砲でも基本のトレンドは変わっていないと考えるため
154.51円ドル円ショート継続。
NZドル円90.35円ショート継続。
ユーロドル1.05193ロング継続。
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