Hiroko K

とある町に住む女  日々の営みの中で面白いことを見つけたい。 好きなこと: 映画や舞…

Hiroko K

とある町に住む女  日々の営みの中で面白いことを見つけたい。 好きなこと: 映画や舞台を見る、本を読む、散歩、体を動かすこと、おしゃべり、旅

最近の記事

心ときめくこと

旅の新幹線の中でこの文章を書いている。これから島へ向かう。久しぶりの島への訪問だ。心躍ることはいろいろあるけど、旅はとりわけ心ときめく気がする。 今回は一人旅だ。たいていの時間を一人で過ごす私にとって、一人旅は自分と向き合う時間の延長のようで、少し違う。違う所に行くと、体全体が喜んでいる気がするし、心が少し柔らかくなる気がする。 繰り返される日常では、自分の感じ方もお決まりになり、自分に飽きがくる。そうそう、自分との倦怠期にはまってしまう感じだ。自分との倦怠期を破るために非

    • 「パスト・ライブス/再会」を見た

      パスト・ライブス/再会 を見てきました。 むしゃくしゃする夜に見に行ったら、心がとても洗われた。 3つの時代に分かれて描かれる。 ・主人公ノラがカナダに移住する前、韓国での少女時代。幼馴染との淡い初恋。 ・ニューヨークで作家として歩み始めた20代のノラと、韓国で大学生になった初恋の彼のオンラインでの再会。 ・そして、現代。ニューヨークでアメリカ人と結婚したノラと、彼女に会うためにやってきた韓国人の幼馴染の彼。 移民の話でありつつ、テーマは誰もが思うような「あのとき、もし

      • オッペンハイマーを見てきました

        見てきた。 非常に疲れていたときに見に行ったのだが、3時間の長尺も感じぬほど引き込まれた。 原爆の父と呼ばれたアメリカ人オッペンハイマーの人生を描いた映画。 とてもよくできた映画だと思った。 原爆投下前と原爆投下後の映画の雰囲気がガラッと変わる。クリストファー・ノーラン監督は時間軸をわざと崩して描くので、いろんな時代が入り乱れるのだが…。 少し不安定な学生時代から、大学教授の職を得て原爆の開発に至るまでのオッペンハイマーは、不安定な精神を抱えつつも圧倒的な研究への熱意を

        • 骨と軽蔑を見ました

          23年3月28日、博多座で上演された「骨と軽蔑」を鑑賞。 ケラリーノ・サンドロヴィッチさん作の舞台を初めて見ました。 東西に分かれて内戦が続くとある国の田舎町。そこで起きる家族とその周囲の人々の物語。登場人物はすべて女性。母、姉妹、愛人?、家政婦、友人ら7人が繰り広げる喜劇であり悲劇。 とにかくセリフの量が多く、役者さんの素晴らしい演技に👏。セットはほとんど変わらず、セリフだけで物語が展開されていきました。 笑いがあらゆるところにちりばめられているけど、時折、凍るように緊

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          自己紹介

          こんにちは。 Hirokoといいます。とある町で暮らしているアラフォー女性です。 毎日の記録代わりにnoteを始めることにしました。 私の頭の中は忙しいです。いろんなことに興味があります。興味が移り変わります。 なので、ここでもいろいろまとまりのないことを書く気がしています。 これを始めたいと思ったきっかけは、映画や舞台を見たり、本を読んだりした後のアウトプットの場が欲しいと思ったからです。 色々見たり読んでもすぐ忘れちゃいます。 それから、個人的にメンタルヘルスに興味

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