見出し画像

あなたの中からカミ様の声が響く時

しばしば投げかけられる質問の中に
「どうしたら、神様や天使の声を聞けるようになりますか」
というものが、あります。

正直、この質問に答える資格があるかどうか微妙に感じますが。
でも、人様からはそのように見えているようだ...というのも感じるので。
現状まで、可視化役を務めてきた中で導いてきた答えの一部として、わたしなりにお伝えできることを書きます。

耳に音として、あるいは頭(または体内のどこか)に響くように聴こえる、という方は、ここから先は読む必要ないと思われます。



文字表現としては「きこえる」「みえる」と書く以外に仕方がない。
...というのが、ここまでのわたしです。

要するに、上に書いたような「音として」や「響くように聴こえる」または映像や画像のように「見える」というのは、一切、ないです。

でも、だからこそ、「あなたのカミ様も、あなたに語ってらっしゃいますよ」とお伝えすることができるかな...とも、思います。


「見えるように、聞こえるようになりたい」という方の多くは、人間同士が顔を見ながら会話するように「話す」ことを、カミの声を聴くことだと思われているのではないでしょうか。


そういうことではないです。
(もちろん、そういう方もいらっしゃるでしょうし、そこを否定しているわけではありません)


わたしは緋呂式可視化を「わかって」行うようになって間もなく15年です。
そして、おそらく本格的に始まったのは、中学生の時です。
もっと辿れば幼稚園くらいまで遡れるかも。
一度だけ、ハッキリと「外部の声」として聴いたことがあるのですが、それはまた別の話で。


仕事上で企画を作る。
何かの報告文書を作る。
プレゼンのアイデアを練り、資料を作る。
改善方法を編み出す。
家族に毎日の食事を作る。
家の中の秩序を保つ。
家事をこなす。
家族や友人と会話や、共にすごす時間を持つ。

こうしたことの全てに、カミの声が働いています。

世の中に、「降りてくる」という表現が存在している理由を、考えてみてください。
それも、一般的に伝わる言葉として使われている事実を。

みんな、意識していなくても、知ってるのですよ。

自分の行為行動、選択の一つ一つに、カミの声が現れているって。


能力を欲する方達には、この答えが不満なのは、よくよく、存じております。

欲しいと願っている人にとっては、そんな日常的なことではなくて、なにかもっと高尚で、明らかに「人に聴かせることができるような内容」として聴きたいのですよね。

その願望は、理解はできます。


こんな風に、考えてみてください。

マメに、あなたを訪問してくれるご近所さんがいます。
あなたは、お茶とお菓子をお出しして、しばし歓談の時を過ごします。

来訪者は、あなたに、いろんなことを話して、自分自身の中の疑問や不安などと折り合っているようです。
あなたは、多少なりと役に立てるなら...と、いつも、思いつく限りの声をかけるのです。

しかし。
その人は、いつも、目の前のあなたではなく、他の誰かからの助言を求めていることを隠しません。
いつも、そこにいない「何か、とても偉大な誰か」からの言葉を求めています。

ある日。
来訪者は、あなたに言います。
「偉大な方からの言葉を、代わりに伝えてくれる人を見つけたんですよ!」
聞いてみれば。
その「代わりに伝えられた」という内容は、いつもいつも、あなたがその来訪者に言っていることばかり。

あなたが一生懸命お話しを聞いたことも、伝えてきたことも、素通りしてしまっていて。
誰かからの伝言は、目を輝かせてありがたがる。


これが、あなたのカミ様が置かれている状況です。


あえて「神様」ではなく「カミ様」と書きました。

個人的には「カミサマ」という一つの名称みたいな感覚です。

このカミサマは、わたしが知らないことも知っています。

わたしが忘れてしまっていることを保存しています。

未来も知っています。
未来にそうなるであろう道筋や可能性を知っています。

外側にいると思っている何か偉大な存在からの導きを求めてすぎる時、そのカミサマの教えてくれることは意識に届きにくくなります。
普段よりも、さらに。


あなたに、たくさんの幸アレ!

あなたのカミ様は、いつもそれを願っています。

いいなと思ったら応援しよう!

緋呂@ひとりからはじめる天下泰平
読んでいただき、ありがとうございました! 「フォロー」「スキ」やコメントを、あるいは「 ものづくり材料費」か「コーヒーをご馳走」してください♡