江國香織
しばらく、山本文緒を読み続けてしまい、なんだか自分の弱々しさとか
暗さとかにあまりにも共感してしまっているような気がしてきて、久しぶりに古い江國香織の「号泣する準備はできていた」を読む。
短編集のこちらの一作目から、もう本当に別世界。
同じ星に暮らしている二人の作家なのに、生きている世界が全然違うように思う。
割と前の作品なのに、「熱帯夜」とか逆に今っぽい。
もちろん、どちらも好き。
しばらくすると、山本文緒の世界から抜け出したような気がしてくる。
不思議なくらい…
本を読むことは、旅をするのと同じくらい素敵。
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