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24調書き終えました。
さて、やっと和音ノートのとりあえず終点に辿り着きました。では皆さんさようなら。
…な訳ないでしょう。
ここからですよ、このノートの出番は。
一つ一つの音符、ド、レ、ミ…etc.が平仮名のあ、い、う…だとしたら、和音のドミソやレファラは単語のようなものです。
単語をよく知らずに外国語の本を音読できますか?
読めても内容が理解出来ない、なんてことはよくあることです。私もそうでした。
♯や♭がいっぱい出てくる楽譜を見る度にゲンナリしたものです。
ドからシまで黒鍵も含めて12の音があって、どこから弾いても長調と短調が出来るのだから、考えてみれば当たり前なのに、急に楽譜も指使いも難しくなった気がして練習が辛くなったり(笑)
そんな時、ジャズのピアニスト達が縦横無尽にしかも楽しげに弾いている姿を見て、なぜあんな風に弾けるんだろうと、ずっと不思議に思っていた訳です。
クラッシックで学んできたピアノは、楽譜という絶対に崩せない作品があって、ひたすらその音符を追いかけて覚えて暗譜する、の繰り返しで、調性や和音の分析をするようになったのは大学生になってからでした。
ある日、たまたま寄った楽器屋さんでジャズの楽譜ってどんなものなんだろ?と興味が湧いたので、探して見てみると、メロディの上にコードのみの超シンプルな楽譜‼︎…これはコードが読めなければ両手では弾けないということか。ジャズを演奏する人達が最初にコードを覚えるのはこのためなんだなと、そこでやっと少し理解出来たのでした。
クラッシック音楽の中で、ジャズのコードに当てはまるのが、楽曲分析の時に使う、あの和音記号です。
そう、分析だけじゃなくて、もっと積極的に使えばよかったんです。
クラッシックで使う和音記号の良いところは、書き方が長調、短調の2種類で統一されているところです。
何調の何度の和音か、楽譜を縦に1小節ずつ読めば分かってきます。
この何調の何度の和音かを調べるために和音ノートを作りました。
自分で書くことで頭に入りやすくなるので、楽譜を深く読んでみたい方はぜひ書いてみてください。
これを読んでくださった方々のピアノライフがもっと充実した楽しい時間になりますように♪