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絵本のおすすめ2「おにぎりがしま」

レビューの前に…
我が家は寝る前に絵本の読みきかせが定番。
寝るのが苦手だった娘が1歳のころから8歳まで続けました。
私たち家族は全員、化学物質で健康障害が出ます。図書館の本は、別の利用者の洗剤等の香りが本に付いていて利用できません。
※本についた香りは、簡単には抜けません。

今は、新しい本を購入して読んでいますが、
大変なお金がかかります。

元気なのに、学校にも習い事にもどこにも出掛けられない生活。多くの制限をされた生活を送る娘にとって本は、幅広い経験や知識を与えてくれる大切なものです。

日本には、娘と同じような子供が既にたくさんいて、このままだと、あっという間に誰も図書館を利用できなくなってしまうことでしょう。

そんなとき、例えばお母さんが物語を 語る  ことができれば、子供に様々な体験をさせてあげられます。
我が家は逆に、娘が作った 物語 を聞かせてくれて、私の狭く縮こまった生活を広げてくれます。
本が読めるうちに、いろいろな いいお話 を読んでおくことをおすすめします。


そして、洗剤や柔軟剤の使用をやめてください。本に付いた香り、洗浄成分は消えません。※タバコも同様
本は私たちの 公共的な財産 です。



おにぎりがしま 作 やぎたみこ

一人ぼっちでお腹を空かせたこたろうが、無人島にたどり着き、おにぎりから生まれた おにぎりおに に出会います。

おにぎりおには、こたろうのためにおにぎりを作ろうと一生懸命働き始めます。
おにぎりつくろ、おにぎりつくろ♪と一緒におにぎりを作っているうちに集まってくるユニークなお客さん。
珍しいおにぎりがどんどんできていきます。美味しそうやら、そうでもないものやら…笑。
あぁおにぎりが食べたくなった〜!となること間違いなし。

自分の力を分けて、他人の力を借りて、みんなで働き、分け合うことの豊かさを感じる絵本です。

小さいお子さんでも楽しめます。
おにぎりや梅干しなど身近な食べものが出てくるところも読みやすいですし、おにの可愛さあり、歌ありなところも良いです。比較的柔らかいタッチの絵で、細かいところに発見があったり、「これが食べたいな~。うわ〜このおにぎりどんな味だろうね😅」とおしゃべりが弾みます。

さぁ、おにぎり食べて働こ!

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