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【画期的!?】高梁市内の小中学校と県立高校の「探究」の合同研修!「探究を探究する対話型共創研修」(2/4)

2025.2.4 高梁市内の小中学校20校と県立高校2校で「総合学習(探究学習)」の合同研修会を実施しました。市区町村管轄の小中学校と、県が管轄する県立高校の教員が混ざって研修、というのはかなり画期的、かもです・・・!

「探究を探究する対話型共創研修」と題して、小中高をまたいでの取り組み事例の共有をしました。後半は、各校の今年度の探究学習の振り返り、そこから「育てたい資質能力」を皆で考えるという流れ。

実践発表から皆で学ぶ!

まずは、市内の小学校・中学校4校に、今年1年の「総合的な学習の時間」での取り組みを発表してもらいました。

  • 川面小学校

  • 宇治小学校

  • 有漢中学校

  • 高梁東中学校

の4校です。

特に、川面小学校の「撮り鉄コラボで川面をPRする」プロジェクトは、メディアにもたくさん取り上げられました。

プロジェクトの中身そのものですが、教員がどのようにこのプロジェクトに携わったのか、最初はどんな不安があったのか、地域とどう関わったのか、学校組織としてどう取り組んでいったのか、裏話も盛り込んで(むしろそこが本丸)進めていきました。

また、総合学習(探究学習)でのICTの面白い活用事例や、教科学習との横断的な取り組み、さらに総合学習(探究学習)で育まれた力が、日常の学校生活や委員会活動など他の課外活動にどう活かされているかなど、幅広く&深く踏み込んだ話題や議論も飛び交いました。

「育てたい資質能力」を小中高の先生でディスカッション

後半はグループごとにディスカッション。自分の学校の今年の振り返りから、学びを通じて「生徒のどんな資質・能力を育てたいのか」について、校種を超えて対話し、学びを通じて目指すものを「共創」していきました。

横のつながりと縦のつながり、両方つくり出すことで、高梁市内での探究学習や学校地域連携の取り組みがさらに加速していく機会になったと感じます。先生たちも楽しそうであり、熱量の高い濃い時間になりました。

都会ではできない、小さなまちだからこそできる、豊かで、濃く楽しい学びを目指して、さらにステップアップしていけたら!と思います。

小・中・高校を混ぜた総合学習(探究学習)の研修会・情報共有会は、来年度も引き続き継続していく予定です!

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