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リサーチ協力へのお礼;見えてきた苦しみと願い。

現在、covid-19による惨劇は、世界を変えようとしています。

人々は、以前のような接触は許されることなく、国境は閉ざされました。

数えきれないほどの恋人同士が、もう何ヶ月もの間、数インチの画面越しでしか会うことが許されません。

そして、covid-19は、人々から「旅行」という文化的な活動を奪いました。そして、その観光業を支えてきた多くの人々が仕事を失うリスクに晒されています。

家族、恋人同士、友達同士、ビジネスで人類の生活の糧となる「旅行」は、もう以前のような人々の生活の拠り所として戻ることはありません。

少なくともcovid-19が治るまでは。

偶然にも、大学のプロジェクトでこの課題にフォーカスした僕らのグループは、今のコロナ禍での旅行に対するニーズやペインの調査を行いました。
ご回答いただいたみなさま、ありがとうございました。

調査結果で一番際立っていたのは、コロナに感染する、または、感染を広げてしまうということへの懸念や不安でいっぱいで、以前のような旅行先でリラックスしたり、楽しんだり、触れ合ったりという心の解放を、実現できなくなっていまっていることでした。

特に、旅の楽しみとして一番多かった、旅先でのローカルフードを気のおけない家族や恋人、同僚と楽しんで味わう体験ができなくなってしまったことへの苦しみは切実でした。

たったの6週間で、「旅行業」のど素人の私たちのチームで考え出したソリューションは、あくまで授業の単位をとりにいくレベルに過ぎません。

しかし、ほんの100名前後のリサーチだけでも、皆さんの旅行への思い。大切な人に会えない悲しみ。外でレジャーを楽しめない苦しみだけは、証明できました。

どんなに頑張ってもコロナが治るまで、この苦しみを解消することはできません。

それなら、コロナ が治った後で、これまでの苦しみを全て解消してしまうようなソリューションを生み出して、アフターコロナの「旅行」に、これまでに存在していなかったような息吹をもたらしたい。

なんかよくわかんないけど、そんな事業をつくりたいなぁと思いだけ先行して、もやもやしています。

「ボーダレスな暮らしができる世界を」
いまは、過去体験したことのない見えないボーダーで、世界は閉ざされてしまっていますが、いつかまた、引かれた線を越えられる日が来ることを祈りながら。

サーベイ結果(一部ですが)はこちらです。

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