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大手→上場ベンチャー→スタートアップへの転職を選んだ理由は?

若い役員&社員が多い中、30代半ばでUrthというスタートアップを選んだ理由を2023年11月に入社した市川さんに話を聞きました!

市川 正大 (執行役員)
新卒でリクルートスタッフィングに入社。
IT領域で法人営業の経験を積んだのち、freee株式会社にてfreeeサインの
立ち上げ→アライアンスMgr→PMM&クロスセルMgrを経験。
2023年11月Urthに入社。2023年1月に子供が生まれ、子育てに悪戦苦闘中。

昨年売上10倍を達成、急成長する会社で働く楽しさとは?

前職ではまったく異なる業界で仕事をしていたとお聞きしましたが、Urthとの出会いについて教えてください。

前職のfreee株式会社で働いている時に、インターンとして弊社取締役西岡が同じチームに配属され、西岡から「友人と起業した会社があり、手伝ってもらえないか」という相談を貰ったのがUrthを知ったキッカケです。
当時は、「freeeに入社する学生が、なんで起業してるの?怪しい」と思ってました(笑)

最初から転職しようと思っていましたか?

最初は、転職するつもりは全くなかったです。先ほどお伝えした通り、西岡が怪しかったので不安の気持ちが強い中、代表の田中とカジュアル面談しました。
話を聞いてすぐに、田中の発想が良い意味で独創的で、素直に面白いと感じました。

今も覚えてるのですが、田中から「日本の建築事務所ってどれぐらいあると思います?実は日本ののコンビニよりも、建築事務所の数って多いんですよ。アメリカを比べても、建築士の数が人口対比で12倍以上なんです。また建築士って大学や会社に入ってからもたくさん勉強してるのに、生涯で作る建物が10棟ぐらいしかないんです。それは本当に勿体無いですし、もっと活躍できる場所がたくさんあるはずなんです」と言われ、着眼点がすごいなと感心しました。

事業がどうこうよりも、田中の発想力、実行力、行動力に圧倒されたのを今でも覚えています。こんな面白い人が作る会社なら、何か関わりたいと思い、翌週にはどうしたらもっとメタバース事業が成長するのか、売り上げが伸びるのかを勝手に考え、当時の役員たちにプレゼンしていました。

当時は自分が転職や副業するなんて思っていなかったので、アドバイザーのような形で関わっていきたいと思っていました。田中やUrthとの繋がりや縁を無くしたくないという想いが強かったんだと思います。

確かに、入社予定の学生が起業しているのは珍しいですよね。最初はどんな関わり方をされていたのですか?副業ですか?

はい、2022年4月から副業として関わっていました。
主にマーケティングやセールス部門を担当していました。

いつ頃からUrthへの転職を考えていたんですか?

正直、最初は悩みました(笑)
というのも、プライベートでは子宝に恵まれ、新米パパになり、子育てに悪戦苦闘していました。
脱線しますが、思っていた10倍以上子育てが大変で、世のお母様、お父様は本当すごいなと思います。

freeeの仕事も充実していましたが、それ以上にUrthの事業成長がすごく、22年→23年は売り上げが10倍に成長していました。
ただ売上の成長に注力した結果、組織崩壊が所々で発生しており、このタイミングで入らないと組織がダメになると思い、転職を決意しました。

子供が生まれたタイミングで、創業間もないベンチャーへの転職は勇気がいりますね。ベンチャーに行くの不安ではなかったですか?

当時の同僚から、「子供が生まれたタイミングで、ベンチャー行くの不安じゃないの?奥さんどうやって説得したの?」とよく質問を貰っていました。Urthはフルリモート&フレックスタイム制なので、毎朝の保育園への送迎もできますし、子供の体調不良でも柔軟に対応できる環境です。

しっかりと成果を出せば、働き方は自由なので、子育てしながらでも働けています。(もちろん、妻の理解と協力があってこそです)
給料も前職と同程度は確保して頂いたのと、楽しそうにUrthの話をしていたので、妻からも応援してもらい、今も楽しく働けています。

入社後Gapなどはありましたか?

1年半ほど副業していたので大きなGAPはありませんでしたが、働きながら気づいた良さが3つありました。

一つ目は、新規事業開発の経験がたくさん積めることです。Urthは新規事業がとても好きな会社なので、既存事業を伸ばしつつ、シナジーが出そうな分野への新規事業に積極的に投資します。

二つ目は、新しい技術を活用する機会が増えました。AI系のChatGPTやPerplexity、その他の有用な新技術を代表田中やCTO植野が積極的に取り入れるので最新のテクノロジーに触れる機会が多いです。メタテルというプロダクトもChatGPTやその他のAIと連携できるため普段活用する機会も多いです。

三つ目は、やはり裁量権の大きさですね。自分で手を挙げて責任を持てば、代表の田中も信頼して一任してくれます。戦略から実行まで自分でやってみるのは非常に楽しいですし、いい経験になっています。もちろん、泥臭く架電やDMを自分で送ったりもするのですが、自分の裁量や自分で考えた企画の実行になるので、自分でPDCAを回しているのが大変でもあり、楽しいです。

副業からスタートしているのもあって、あまりGAPがないんですね!前職のfreeeと比べてのGAPなどはありましたか?

はい、それはもちろんあります(笑)
freee社は働く環境もすごく良くて、オフィス作りやフリードリンク、無料の駄菓子屋、カルチャー作りなど良い制度が多く、これから会社を大きくする中で参考にさせて頂きたいと思っています。
また、freee社ではマネージャー職を任せて頂きましたが、Urthでは執行役員として事業や会社経営に関わっているので、ポジションの違いも感じています。

上場ベンチャーのマネージャーと、創業間もないベンチャーの役員は、全然違うと思うのですが、実際どうでしたか?

はい、全く違いますね(笑)
恥ずかしながら、freee社でマネージャーをやっている時は、コスト意識が薄く、どうやったら事業が伸びるのかばかり考え、仕事をしていました。

電子契約という新しいプロダクトということもあり、売上の最大化に注力していました。多少コストが掛かろうが、中長期で回収できると思い、リードの獲得、受注増加のためにコストの掛かるマーケ施策も積極的に実施していました。

今は会社のCFを計算しながら、ゴールに対して複数の施策を考えつつ、コストをできるだけ抑えながら、成果を最大化できるのかに必死です。
当たり前のことなのですが、費用対効果の費用に対しての感じ方がマネージャー時代とは違います。自分が投下したコストが回収できないと、会社が潰れる可能性があり(実際何回かありました)、そのプレッシャーは想像した以上でした。

良かった点としては、大学時代に学んだ会計知識(大学では会計学科を専攻)が社会人になって初めて活きました(笑)

改めて聞くと違いが分かりやすく、自分ももっとコストを意識しないとダメだなと反省しました。別の角度からの質問ですが、業界も全く違うと思いますが、その点で苦労したことなどはありますか?

freee時代は電子契約のプロダクトを中心に担当しており、メタバースとは全く関係がないので、メタバース関連の知識のインプットは今も苦労しています。
メタバース自体が新しい技術ですし、メタバースと関連する技術が多く、まだまだ勉強中です。

そうですよね。全く違う業界なので、新たに覚えることは多そうですね。異業界での経験を仕事に活かせていると感じることはありますか?

はい、あります。そもそも一社目は人材派遣の会社だったので、freee社で担当した電子契約も入社当時は全く詳しくなかったです。
その中で、必要な知識を分解して理解することを意識しており、それが活きています。

例えば、freee社に入社した時も、電子契約に関する法律/契約に関する法律/取引に関する法律/SaaSに関する知識/電子契約の競合他社/電子契約周辺サービス/電子契約と連携すると相性のよいサービスというように分解して、各分野を理解していました。

今も似たような考え方でメタバース関連の知識をインプットしています。また、1社目も2社目も新規開拓で営業することが多く、商談前にお客様の情報を調べたり、準備する癖がついているので、こういったものは今も活きています。

意外と一社目で学んだ人事や採用に関する経験も、執行役員として会社経営に携わると活きてきます。会社の採用や人事制度に関しても積極的に関わっていく中で役に立っていることが多いです。

Urthで働くことにどんなやりがいを感じますか?

Urthで働いていて一番やりがいを感じるのは、新しい領域に積極的に挑戦できることです。
メタバースというまだ出来たばかりの領域に挑戦もできますし、今はまだ言えないのですが、新規事業でも新しい領域に挑戦しています。
メタバースに関しては、まだどの会社も試行錯誤している状況であり、何が正解なのかが分からない中で日々様々なことに挑戦していくのにやりがいを感じます。

最後にどんな方と一緒に働きたいですか?

上記で述べた通り、新しい領域に挑戦することが多い会社なので、挑戦することが好きな方はとても楽しく働けると思います。
また、よく言われる、0→1、1→10の経験も積めるので、そういった経験を積みたい方にもおすすめな環境だと思います。

Urthでは、一緒に働く方を募集しています!少しでもご興味をお持ちいただいた方は、ぜひ以下ページも覗いてみてください。「ちょっと気になるかも」という方は、Twitterのフォロー、メルマガの申し込みも大歓迎です!


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