見出し画像

中学生から衝撃の提起。「練習パターンを見直してみないすか?」 (゚o゚;; (2)

バンブージュニア(中学生)がなぜ練習のやり方に疑問を投げかけているのか。

それは、スパっと言うと「これまでのやり方だと、うまくいかない」とバンブーたちが感じているからです。

*動画:5/12のスイミー(水曜MTG)。れいが「みんなは、
今の練習をどう思ってる?」と切り出しました

中学生たちは、相手の連続攻撃に対するディフェンスの上がりに、ずーっと課題を抱えてきました。

相手が勢いに乗って走り込んでくると、つい足が止まってしまう。前に出られないから抜かれる。後退するとさらに相手が勢いづく。ラグビーの自然ですが、前に出ないと相手がスピードに乗ってくるので、余計に怖い。どこかで自分たちの殻を破らねば、ずっと克服できない課題です。

単純に、勇気がないとかあるとかの問題でもありません。前に出る、その手前のスキルがまだ身に付いていないのです。

まずは選手がラインになっていなければ上がりもギャップもない。横にいるチームメートとの連携も必要。自分がどの相手に向かって飛び出していくのかの担当決めも……「上がる」ためには、踏むべきプロセスがあるよねと話してきました。課題を克服するためには、こうした小さな「噛み砕いた課題」を一つひとつ身につけていかねばなりません。

それが、なかなかできない。

3/28の卒業試合(年度の集大成と、にらんできた試合でした)でも達成ならず、コーチでなく自分たちで課題を抽出して臨んだ4/25の春季大会(大会は中止)でも、まったく出られなかった。

れいは試合中も果敢に単発のタックルには入っていた選手の一人。なので、よけいに歯痒い思いが強いのでしょう。もう1年にわたってつきまとわれているこの課題を、なんとか払拭したい!

その溜まったマグマが、今回の提案に至らせたわけです。

コーチサイドはこの申し出を、大きなインパクトをもって受け止めました!

ひとつは、もちろん指導者としての未熟さについての反省です(次回に詳しく)。

そしてもう一つは大きな感激です。

中学生が、自ら自分の環境を変えようと考えて、それをコーチに伝えてくる。

今週のスイミー「水曜MTG」は、れいの仕切りのもと、U13もどんどん発言(チームに混じったばかりで、かえって客観的に、いろいろ言ってくるww。弁が立つ!)する白熱の回となりました。(つづく)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?