時が流れても変わらないもの

息子と離れて暮らすようになって、もう1年が経とうとしている。

息子への愛を言葉で語ろうとしても、語り尽くせるはずもない。
だけど、どこかに想いを残しておきたくて、考えがまとまらないままに文字を打ち始めた。

これから月に1回程度、息子宛に自分の想いをここに書き残していきたいと思う。


1月に入って、10年日記というものを書き始めた。
1日3〜4行程度の短い日記を10年間毎日書くというもの。
誰に見せるわけでもないが、40歳から50歳までの10年間、自分がどれだけ成長できるかを記録したいと思って始めてみた。

10年後の君は13歳。
どんな中学生になっているのだろうか。
毎日、君のことを思い浮かべながら書いている。

とにかく、君が元気に楽しく過ごしてくれてさえいれば、それだけでパパは嬉しい。

会う度にどんどん成長していく君の姿をみると、すごく力をもらえる。
君を見習ってパパも成長していかなきゃなと思った。

今は週末を中心に毎週会えているけれど、君も少しずつ成長していく中で、この先会える時間も徐々に変わっていくかもしれない。
でも、会える時間の長さを求めるより、会えない時間でもいつも君を想い、君から求められる人間であれるよう、自分の人生をしっかり生きようと思った。

どんなに会えなくても、君の存在がパパの幸せ。
君と会える日を楽しみにしながら、パパも日々を一生懸命に生きていく。

これからも一緒に成長していこう。
親であることに終わりはなく、たとえ離れていても、君を想う気持ちはずっと変わらないから。

石井央樹

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