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想いが伝わる園からの案内~案内はコミュニケーションツール~

園からお配りする「案内」をブランディングツールとしてとらえる

園児募集の案内、未就園児教室の案内、発表会や運動会などの案内、就職説明会についての案内など、

幼稚園や保育園が接触したいと思う方に出すものをここではひとくくりに「案内」とお伝えしています。


みなさんは、この案内をどのように捉えていますか?


最近はあまり見なくなりましたが(ぼくだけかもしれませんが・・・)


当時は、かわいいうさぎちゃんや、くまちゃんなどキャラクターを画用紙で作り、貼り付け、手作り案内状をおくる園も多かったのではないでしょうか?

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もちろん、手作りの「案内」が悪いというわけではなく

「案内」をブランディングツールとして捉えることで

「案内」をどう定義し、どのような「案内」を作るか。が決まってきます。というお話です。


例えば、

手作りの「案内」を渡すことで

受け手に、園に対しどのようなイメージを持たせることが可能か

と、考えてみましょう。


案内=コミュニケーション

「案内」は、

「わたしたちはこういうことを大切にしていますよ」

「わたしたちは、こういう世界を目指していますよ」

ということを相手に伝えるためのコミュニケーションツール


そう考えてもらえると、

「昔からこういうやり方だったから」

「幼稚園って普通はこういうものだから」

という、過去の成功体験や業界の普通に合わせるのではなく、


自分たちが相手とどんなコミュニケーションを取りたいか


でやり方は無限大に広がっていくと思います。


想いはなにから伝わるか

相手とどんなコミュニケーションを取りたいか

= 相手にどう思ってもらいたいか


「案内」を作り、配布するのであれば、「案内」を見て頂いた方が


「〇〇園って〇〇に力を入れてるよね」

「△△園って〇〇でステキな先生いるんだって」


と、自分たちの想い、特徴、強みに共感していただき、

自分の園が気になる存在になってもらえるとうれしいですよね。


写真を使った「案内」をつくろう

一つの例として

「案内」を通し、園がより気になる存在になってもらえるために、

「案内」を写真を使ったものに変えることも効果的です。


製作物やイラストもかわいいけど、

自分たちが日ごろどんな想いで保育をしているのかを伝えるにためには、

1枚の写真に想いを込め撮影した方が伝わると思います。


「フリー素材の写真を使うのはどうですか?」

と聞かれることもありますが、

もちろん、フリー素材でも、イメージを伝えることはできます。

でも、日ごろの日常の中の切り抜きを伝えた方がよりメッセージとして伝わるので、やっぱり、自分たちで撮った写真をおすすめします。


「今、写真を使った「案内」を使っているよ」


という方は、

さらに、

「自分たちが想ってもらいたいイメージはどんな写真だったら伝わりますか?

と、質問しています。


・園舎がドーン!と、載っている写真
(園舎のインパクトがものすごければ別です)
・こどもたちがみんなで楽しそうに遊んでいる写真
・先生たちがニコニコ笑っている写真

そういった写真もステキだな~とは思いますが、

もっと、自分たちが大切にしていることが伝わるような写真を、

この案内のためだけに撮った方がよりいいです。


たとえば・・・


こども同士の育ちをイメージしてもらいたければこんな写真だったり、

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真剣さを伝えたいという場合はこんな写真

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次に、この写真に自分たちの想いを載せてみましょう。

立ち上がるチカラ 案内例

どうですか?

記事を書きながら作ってみましたが、

製作物やイラストより、園のこだわり信念が伝わってきますよね。


今までの「案内」に、写真と一緒に

このnoteでお伝えしてきた「自分たちらしさ」を加えることで、

ただの「案内」が、「想いを伝える」コミュニケーションツールに変わります。


ぜひ、おためしください。


こんなときはどうしたら?~写真をたくさん使いたいとき~

いい写真をたくさん撮っていると、どうしても写真をたくさん使いたくなってしまいますよね・・・(笑)

また、出す「案内」によっては、

複数の写真を使った方が伝わりやすい場合もあると思います。


そんなときは、

一つの写真を複数の写真を使って作る

という感じで作ってみるとどうでしょう。


その時のポイントは、

伝えたいことをごちゃごちゃたくさん入れないことです。


例えば、きれいな園舎も伝えたいし、職員の様子も伝えたいし、保育も伝えたいし、特色のある遊具も、行事も・・・・


そうなってしまうと、

見ている側からすると、何を伝えたいのか分からなくなってしまいますし、

そもそも、じっくりと「案内」は見られないと思っていた方がいいと思います。


色々な情報がたくさん詰め込まれていると、記憶に残らないものになってしまうので、注意しましょう。


伝えたいことはせめて、2つ

多くて3つ(できれば2つくらいがいいです)くらいに留めておきましょう。

リクルート 例

※例えばリクルート用の案内できれいな園舎×あたたかい雰囲気あえを伝えたい場合


こうしたチラシなどの「案内」の目的は集客ツールで、

たくさん集まればいいというゴールになってしまいがちです。

もちろん、そこがゴールでも悪くはないですが、

地域とのつながりの強い幼稚園や保育園では、

こうした「自分たちらしさ」(自分たちのブランド)を伝えることを考えることは、園の「これから」につながるものとなるのではないでしょうか。


【自分たちらしさについての記事はこちら】



みなさんは

どんな想いで「案内」を発信していますか?


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いちむらひろき@リーダープログラム園経営lab
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