スタートアップ/ベンチャーで観るべき映画 2020
お正月だし、Netfilx, Amazon Prime等映画をみようという方も多いかもしれないです。スタートアップ・起業に興味がある方であれば面白いと思う映画を選んでみました。
Social Network (邦題 ソーシャル・ネットワーク)
【スタートアップの雰囲気理解のため】
実際にはこんなに派手ではないが、そんなことあるよね、というところ。日本だとあまり訴訟というのに発展するケースは無いですが、創業者チームが仲悪くなったり、当初の方向と違う方向で会社が進んでいたり、手伝っているつもりが単なる邪魔でしかなくなっていたり、いろいろありますね。
The Big Short (邦題 マネー・ショート 華麗なる大逆転)
【1次情報以外信じるな】
スタートアップでは一次情報大事。それ以外信じない方が良い。経産省や矢野経済研究所の統計データをこねくり回している暇があったら顧客と話した方が良い。VCで、アーリーステージで統計情報とかを根拠に何か言ってきたら逃げた方が良い。たぶんそのVCはスタートアップのPMFのプロセスを理解していないでしょう。(一方で事業計画はたてないといけないのですが)ちなみに邦題嫌いです。。
JOY (邦題 ジョイ)
【ハードウェアスタートアップ・女性起業家】
JOYは実話なんです。かなりエグいことがいろいろ起きますが、持ち前の頭の良さと辛抱づよさ、そして度胸で乗り切っていきます。ハードウェアスタータアップの「生産」という観点からも面白いです。
Ford v Ferrari (邦題 フォードvsフェラーリ)
【大企業vsスタートアップ】
文化が全く違う大企業とスタートアップの衝突にも見て取れる映画です。
下らない(失礼)社内政治より、目の前の課題を解決したいスタートアップ。このギャップを何度感じたことか。
Pirates of Silicon Valley (邦題 バトル・オブ・シリコンバレー)
【あの頃のシリコンバレーの様子】
AppleとMicrosoftが生まれてきた時代背景について描いています。ジョブスは神格化されていますが、この映画ではジョブスの変わり者ぶりや悩みも描かれています。
The Intern (邦題 マイ・インターン)
【若いってすごいけど、経験も必要だよね】
あんまりスタートアップの様子を描いているわけではないが、ちょっとほっとするような話。アン・ハサウェイ素敵。そして、ロバート・デ・ニーロはとてもチャーミング。ヒューマン・ドラマ。実際に人間って仕事だけではないのでそんな面も理解できるかもしれません。
Field of Dreams (邦題 フィールド・オブ・ドリームス)
【社会起業家・信念】
社会変革をもたらそうと思って起業する方には、とても共感出来るポイントが多いと思います。自分にはすごくハッキリ見えている世界が、他の人には全然見えない。その焦れったさ、もどかしさ。そしてたまに自分は気が狂ったのでは?と疑いたくなります。(たぶん少しは狂っているんですが)そんな葛藤を描いている映画です。「スポーツ/ファンタジー」ってカテゴリーって他に無い気がします。すごく変な映画。
The Blind Side (邦題 しあわせの隠れ場所)
【チームワーク】
チームワークについて。互いに補うということ。そんなことを学ばせてくれる映画。メリービズで締め会のメタファーとして出そうと思っていたが、もう一段抽象度が高いテーマについて話をしたので使わなかった。邦題は最悪。Blind sideは「死角」という意味。いろんな見えていなかったこと、知らなかったことが見えてくるという映画です。見捨てられた男の子がちょっとしたきっかけで裕福な家庭のお世話になり、その才能を見つけていきます。「アメリカンフットボール」のことが少しわかっているともっと楽しめると思います。ちなみにこの映画、実話を元にしています。
LEADERS リーダーズ
【ものづくり・新規事業】
トヨタ自動車の創業の物語をベースに作られたドラマです。新規事業を考えている方はこのドラマに出てくるような環境を整えると良いかもしれないですね。給与とかではなく、物好きな人たちが、予算とか目標とか関係なく、好きなことに熱中しているそんな環境。
番外編:テレビドラマ Silicon Valley
「あるある」「そんなやついるなー」と共感するポイントが多いドラマです。
番外編:テレビドラマ「下町ロケット」
チラッとしか観たことがないが。日本のものづくりとか、大企業との付き合い方とか、最終的な運とか根性とか。(頑張るという描き方が常に夜遅くまで働くというところで残業が「善」という刷り込みをされている気がする)
そんな感じかなー。
よろしければ「スキ」「フォロー」お願いします!記事を書く原動力になります!