地域医療構想を専門家以外の誰でもわかるように簡単にまとめたい④
数年前から「地域医療構想」という言葉を見聞きするようになってきた。でも専門家以外には分かりにくいし、なんだか難しそう。医療や介護の人じゃなかったら知らなくてもいいの? 何だか知っておかなければ人生を損しそう。一般の人にもわかりやすい記事って少ないよ。だから簡単にまとめたいと思う。
2025年に必要になるベット数をどうやったらわかるのか。というなんだか面倒な分野だけど、根拠がないと地域でお互いの協力がしにくいと思うので知っておく必要がある。
日本の人口はどう変化するか
総務省のホームページにデータがあるので、自分でExcelを使ってグラフを書いてみると分かりやすい。今は2020年だから、分かりやすく色を変えておく。もう総人口のピークは過ぎてて、段々と減っていってるよ(汗)。
薄い水色の0歳から14歳が減っていく様子がわかるし、15歳から64歳の水色も減ってきてる。2000年から濃い青色の幅が増えてきてることもわかる。高齢化率が高いという説明も読むといいよ。2020年の高齢化率は、28.9%という計算になっている。ただし、人口の数って国勢調査が元になっているし、2020年以降は、平成27年の調査から推計されたものだから実態とは違う可能性もあるけどね。
毎年、10月1日時点の人口数を使っていることも知っていたら、誰かと話しをする時に「もの知りだねぇ」と感心してもらえるかも(笑)
高齢化が進むと、医療・介護がめちゃ必要になる
2025年に、団塊の世代が75歳以上になるから急激に病気や様々な合併が発生することは簡単に想像できる。治療で入院したり、治療が終わっても家で1人で生活できない方々が増える。だからその方々のために病院や家に帰るまでの間、ケアしてくれる施設を確保しておく必要がある。
それは、病院と施設の数だけじゃなくて[はたらき手]の教育・育成も同時に必要になるよ。グラフの水色部分は、もりもり働ける人達の層になるのだけど、そこも減ってきているから日本人だけじゃ、大変な状況になるかもしれないと政府は考えている。外国人を積極的に呼び込もうとしているし、ロボットの開発で対応しようと考えているみたい。
そのうち、「お世話をしてくるのが、日本人・外国人・ロボットを選択して支払う金額も差をつける」という時代がくるかもしれないね。
必要となるベットの数は、どうやって計算するのかな
病院には種類がある。って記事も読んでくれたかな。4種類あるよ。この種類毎に必要数を計算して、コントロール計画を立ててるみたい。
計算式は、☝のとおり。
めちゃ難しそう(苦笑)。なんか、初めて目にする言葉も出てたよ。[年齢階級別の入院受療率]ってなに???
今回は、ここまでにしておく 次に続く
ここまで読んでくれてありがとうございます \^^/
段々、いよいよ嫌いな計算が必要になってきたよ。人口推計ってあくまで机上の数字だから変わると思う。「まだ分からないけど、新型コロナの第2波が想定外の影響を出すことになれば、一気にグラフの形が変わるだろうな。と思います」
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