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[Mktg.③]市場調査の実践

こんにちは。運営者の田中です。今回はマーケティングスキルの獲得③「市場調査の実践」です。 

[はじめに]
前回の[Mktg.②]ではコトラーによる5つのステップ"R-STP-MM-I-C"の理解をした上でのマーケティングの一連の流れを解説していきました。今回は"R-STP-MM-I-C"のRであるリサーチ(市場調査) の方法について考えていきたいと思います。

Researchとは?

Researchとは市場調査のことを指します。今回は『SWPT分析』と『PEST分析』を解説していきます。市場調査を行う時、まずは自社の強みや弱みなどの内部環境と機会や自社の脅威となる外部環境を調査する必要があります。

市場調査の実践

◉SWOT分析を行う

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→[strong(強み)/weakness(弱み)]=内部環境
 [opportunity(機会)/threat(脅威)]=外部環境
 →それぞれを理解し、クロスSWOT分析を行う

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→外部環境と内部環境を理解し、競合や機会、脅威などを実際にとりあげ脅威に対する差別化や事業を進める機会を考えます。

◉外部環境(O/T)分析を行う
→クロスSWOT分析を行う前にまずは外部の環境を考える必要があります。また外部環境は「マクロ調査」と「ミクロ調査」の2種に分けて考えることができます。
マクロ調査(世の中を見る視点)で代表的なもの
「PEST分析」
     (Politics)政治:どんな法律があるのか
     (Economy)経済:株価やGDPについて調べる
     (Society)社会:人口動態、ライフスタイル、価値観を調べる
     (Technology)技術:製品周りの技術以外も幅広く調べる
この分析を行うことで自分の事業がどこのどのように参入していくべきなのか、また技術の進歩や経済、政治的な変化が自分の事業に将来どのように影響していくのかを考えることができそれに備えることができます。
・分析の手順
 ①様々な情報を集める
 ②集めた情報をPESTの分類ごとに分けてみる
 ③分類ごとに分けたらOとTにそれぞれを分けてみる
 ④最後にそれぞれ分けたOとTに緊急性が高いものから順位を決める
このような順番で行っていきます。     

・ミクロ調査(戦略に直結する調査)で代表的なもの
「競合分析」と「消費者分析」
     (競合分析)=競合を見つめる。競合のやり方からも学ぶ
     (消費者分析)=それぞれのニーズとウォンを得る
 →この2つを考えるために3C分析を行います。
 ・3C分析

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→3C分析とは
 ・Customer(顧客)
 ・Competitor(競合)
 ・Company(自社)
の3つを分析し、顧客が求めていて競合がすでに提供しているもの、競合と差別化できる自社の強みを分析し戦略に実際に直結する調査をします。

◉内部環境(S/W)調査を行う  

→自社の弱みと強みを見つけ外部市場調査と照らし合わせ強みを生かせる戦略を定めることができる。
ここで注意するべきなのは自社の強みを考える上でどうしても主観的に判断しがちなので勤めて数値化されたデータを見ることが重要です。
 例)売上/成長の仕組み/シェア率/グローバル化の程度/認知度/人材の
     確保・教育/資本金の額/意思決定のスピード/
  =とにかく競合の会社と自社を比較する
またここでも「3C分析」を利用することができます。

外部環境と内部環境を整理することができたら、SWOT分析を行ってみましょう!

まとめ

「調査をせずに市場参入を試みるのは、目が見えないのに市場参入するようなものだ」と言われているほど市場調査を実施することは重要とされています。ここのステップはこれからマーケティング調査をおこなう前提となる土台なのでしっかりと行う必要があります。
またミクロ調査の方法は他にもあるので別記事にて解説させていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
わかりにくかったところがありましたらコメントをいただけると嬉しいです。


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