[Mktg.②]マーケティングの流れを理解する
こんにちは運営者の裕貴です。今回はマーケティングスキルの獲得の②です。
[はじめに]
マーケティングを学ぶ上で、定義を理解したら次に重要になるのはマーケティングの流れです。一般的に使われる「コトラーによる5つのステップ」を参考にしながら。一つ一つ考えていこうと思います。
一、コトラーによる5つのステップ
"R-STP-MM-I-C"
=Marketing Management Process
"R-STP-MM-I-C"を提唱するフィリップ・コトラーとはマーケティングの第一人者と呼ばれ、日本でも多くの著書が翻訳されるている。マーケティング職で勤めている人だけではなく経営者や多くの人のバイブルになっており、主要な学術誌で発表した論文は100以上さらにその中の多くは90点を超えたものばかりで「近代マーケティングの父」、「マーケティングの神様」と評されています。ちなみにインドネシアでは、コトラーの肖像を描いた切手が発行されているらしいです。
そんな偉大なコトラーが提唱しているのがMarketing Management Process すなわち"R-STP-MM-I-C"です。これはマーケティングの基礎的なフレームワークで、5つのステップに分かれます。
二、R-STP-MM-I-Cの理解
R-STP-MM-I-Cは
Research→STP→MM→Implementation→Control
の順番の沿って理解していきます。
①Research-市場調査
市場調査とは自社の環境(内部環境)と競合などの環境(外部環境)を分析・調査し、その事業自体の強みや弱みを把握しこれから進めていく自社の事業をその業界のどこ狙って行けばいいのか、また自社はその事業のどこのニーズ、顧客を狙うのか、そのニーズのためのサービスは展開できるのかを見つけ出すことが目的です。
これを行わなければ、事業を押し進めるタイミングや競争優位を気づくことができる顧客層の理解が難しくなってしまいます。
また競合の中でこれから狙っていく自社のポジションの理解をすることができなくなっていしまいます。
代表的なものとして『SWOT分析』『4C分析』『PEST分析』があげられます。
②STP-どこで、何を、どのように
STPとは
Segmentation/Targeting/Positioning
の3つの頭のアルファベットをまとめた考え方です。
要は自社はどの位置に立ってどの顧客層を獲得していくのかを考えます。
・セグメンテーション
→まずは市場を細かく分けます。例えば地理的変数やマーケティング4.0の社会ではインターネットの普及により潜在ニーズなどでも分けることができます。
・ターゲティング
→どこを狙うのかを考えます。セグメントした上で行う必要があります。スタートアップがどこのニッナな層を狙うのかを決めます。
・ポジショニング
→どんなキャラで戦うのかを決めます。市場を理解した上でどんなプロダクト、サービスを提供するのかをペルソナを想定しながら行う必要があります。
③Marketing Mix-4P、4Cを考える
マーケティングミックスとは様々なマーケティング手法を組み合わせて行うことをいいます。
自社がどのように戦うのかを決めたら今度は実際のプロダクト、サービスをどんなものにするのかを4Pや4Cのフレームワークに沿って考えていく必要があります。
また4P4Cの中でもそれぞれのフレームワークが存在します。
④Implementation-実施する
→implementatuonでは今までのプランを誰がどのように行うのかを細かく決定する必要があります。また実際に今までの内容で実施する必要があります。市場に出してみないとわからないことがたくさんあるためです。
⑤Control-フィードバックを受ける
→実際に市場に出した後、顧客の声を集め数値化・効果測定をする必要があります。それによって方向性を変えてみたり別視点からのアプローチを考えることができます。
今後売り上げを上げていく上で、現状を理解し今後のアプローチ方法を考えます。
実際に企業の例を挙げながら解説します。
三、まとめ
今回はマーケティングの流れをコトラーの"R-STP-MM-I-C"に沿って解説していきました。ここでは「こんなふうな流れで考えるのかぁ」くらいで大丈夫です!次からは項目ごとに解説していきます。
「感謝で人はつながる」を理念に全ての大学生が全てのことに挑戦できる環境を推進するためのスタートアップ事業を実現するために日々、資金調達やらに必死です。応援していただける方はぜひご連絡いただけると幸いです。