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絵本ってどうやって出来ていくの? 絵本作家 はっとり ひろき の絵本 第39回講談社絵本新人賞受賞作 「いっぺんやってみたかってん」が 出来るまでを お見せします☆☆
アイデアを形に
こんにちは、はっとり ひろきです。
今回は、アイデアが思いついてから、ラフ本が出来るまでをご紹介します。
まず、自己紹介の時にもお話ししましたが、
絵本作家ってどんな お仕事かと言うと、
いろんなものを見たり、感じたり、考えたアイデアを
絵本という形にしていくお仕事です。
具体的に、僕の絵本「いっぺんやってみたかってん」で
お話ししていきます。
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この絵本は、僕が住んでいる家の近くにある、
いつも、子供たちと遊んでいる公園を、イメージして作りました。
その公園は、木に囲まれていて、中が見えにくいのですが、
ある雨の日に、その公園の横を通りかかった時に、
もしかしたら、誰もいないはずの この木の向こう側で、
遊具たち(砂場のすなくん、ぶらんこくん、すべりだいくん)が
遊んでいたら面白いなぁ、と思ったんです。
そして、家に帰ってから夜中にひとり クスクス笑いながら作ったのが
こちらの文章です。
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