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Notionはいいぞ!

先日こんなつぶやきをしました!

あまりにもこの体験が良すぎるので何が良いかを今日はまとめていこうと思います。

きっかけ

そもそものきっかけは以下でした。

・Trelloは使い続けると検索性が落ちる。
・Wikiっぽくまとめたいことが出てきた。
・携帯にいろいろ入れている分野特化型の記録アプリを集約したい。

そう思っていろいろ探していて、Trelloの使い方を改めることやScrapBoxを使ってみるなどいろいろやってみたのですが、そこで出会ったNotionが凄すぎたので、是非お勧めしたい!というわけです。

Notionとは

これです。

Wikipediaによると、

Notionは、タスク、Wiki、およびデータベースを統合するマークダウンサポートを備えたメモアプリケーション及びサービス。 同社はこのアプリを、メモ作成、プロジェクト管理、タスク管理のためのオールインワンワークスペースと説明している。  同社によって提供されるクロスプラットフォームアプリに加えて、ほとんどのWebブラウザーからアクセス可能である。 本社はカリフォルニア州サンフランシスコに所在。

とのこと。

そして、なんと2020年の5月に個人利用に関しては無料プランができた!

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Notionのここがすごい!

で、何がすごいかという話です。

1. 細かなクロスプラットフォーム対応

 Windows, MacOC, iOC, Android対応です。しかも、ただ対応してるだけじゃなく、めっちゃ使いやすい!

 具体的には、この手のアプリって「閲覧はスマホでも一応できるけど、PCでやったほうが便利だわ」が多いのですが、iOSでも更新やページの作成などがストレスなくできる!つまり、出先で思いついたことやメモなどが超簡単にできるんです。最高。

2. マークダウン形式に対応

 厳密にいうとNotionの記述書式はマークダウンではないんですが、マークダウンとの互換性が高いです。具体的にはマークダウンと共通するもの(見出しやリストなど)はマークダウンと同じ記述方法でかつ、それに加えてオリジナルの機能(Databaseなど)のショートカットも使いやすい!これが個人的には独自の書式を覚える必要があるScrapboxとの大きな違いかなと思います。

3. Databaseが簡単に作れる

Notionには「Table」という機能があります。これはいわゆる簡易Databaseを自由に作れる機能です。ただ、これだけだとイマイチ。Notionがすごいのは子のTableのViewをいろいろと組み替えられることです!

 具体的には「カンバン」だったり・・・

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「ギャラリー」だったり・・・

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「リスト」だったり・・・

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最高です。

4. テンプレートをもとに作れるから簡単

Notionにはあらかじめ用途別のテンプレートが用意されていて、シーンに合わせてそれを選べ場簡単です。

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初心者でも全体を掴むのが良いでした。

5. アイコンやカバーをつけられる

ページの軽いデザインができます。ページごとにアイコンやカバーをつけることで他のページとの見た目の違いを表現できて、迷わないし、ちょっと楽しくなります。

しかも、カバーに関してはプレゼン資料などでいつもお世話になっている「Unsplash」と連携しているので、そこから画像を拾えます!

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6. 共有、出力が簡単

 最後に、アウトプットのお話ですが、共有についてはページ単位で設定可能です。例えば、一部のページをブログとして運用して後悔するなんてこともできます。

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そしてこれがすごいなと思ったのが出力機能。なんと、、PDFやHTMLだけじゃなくて、マークダウンで出力できます!

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つまり、個人で利用して、とりあえずバーっと書き出したものをマークダウンで出力してチームで使っている別のツールにコピペできる。これは痒いところに手が届いていて素晴らしい!!

私の使い方

さて、そんな最高なNotionですが、私はどんな使い方をしているのか。

1.  Web記事のクリップ

 日頃Webの記事を見つけても長いものだったり、何かの途中だったりするとその場で読めず、ためておいて後で読むことが多いです。

 また、一度読んだ記事でも「これは何かに使える。」というものは永続保存しておきたいと思っています。

 今までは、いくつかのクリップツールを使ったり、iPhoneのSafariで無限にタブを開いたりしてきましたが、それが簡単にできました!

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まず、追加もとても簡単で、PCからはChrome拡張機能を入れることでいつでもクリップできます!

スマホからも、アプリを入れれば、一撃!

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(この写真はhttps://bamka.info/notion-webcliperより引用)

さらに、読むときの条件も「"既読"にチェックが入っていない古い順から」というフィルターを入れておいて、読んだ後は"カテゴリ"を入れて、大事であれば"Save"にチェックをし、"既読"にチェックをすれば、仕分けができるようにしています。

2. やることリスト

 これは個人用Trelloの完全移行です。先述の通り、Table機能で看板も簡単にできるのでその機能を使っています。

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新規でタスクを追加する際も、カンバンに必要な各要素をTableのカラムとして作っておけば、遜色なく使えます。

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3. フローではなくストックしたい情報をWikiとして貯める

これが一番やりたかったことです。仕事ではチームでNulabさんのBacklogを使って行っていますが、個人タスクはTrelloにストック領域を作ってやっていました。ただ、これだと検索性が低く、増えれば増えるほど、探すのが大変だったり、階層構造が作りづらかったと思っています。

 その点、Notionはごく一般的なWikiが作れます。ここに個人で関わっているプロジェクトの関連リンク集やTipsを貯めています。

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4. アイディアメモ

 イベント登壇の機会を多くいただいたり、Noteなどで発信していく中で、資料作成時に初めて考えるのでは、考えが浅かったり、日頃閃いたことを忘れてしまうなと常々思っています。

 そのため、思いついた思考やアイディアはメモで残すようにしています。これに関してもNotionのTable機能を使えば、一つのテーマに関してマークダウンで思考をつらつらとメモることができ、Tag付けをしておけば、後で必要なテーマに絞って振り返ることができます。

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5. 各種後で見返したい記録集

そのほかに私は個人で以下のものを記録していました。

・観た映画、ドラマ、漫画、技術書(続き物は特にどこまで観たか忘れる) → Filmarksやメモ
・自分が作った料理のレシピ → CookPad無料版(保存数に限界あり)
・カラオケレパートリー → Trello

これらの忘れた時に見るためのメモ群もTable機能でスッキリまとめることができました。

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Notionに移行しなかったもの

最後に、Notionでもできそうだけど、私は移行しなかったものの紹介です。

1.  ブログはNoteのまま

 Notionでもブログ記事は書いてシェアができます。実際にNotionをブログや個人プロフィールに使っている人もいます。

 ただ、私の場合は、いいね数やSNSでのシェア通知などで自分のモチベーション維持や世間の注目度を推し量りたいところもあり、Noteに残しました。

2. 過去のスライド集

 これもSlideShareに残しました。Noteと基本的には同じですが、閲覧数やブックマーク数をもとにその発表資料が注目されているか。自分の表現として、質が良いかを推し量ることが目的です。

3. 欲しいものリスト

 これはamazonに残しています。理由は単純で、そのまま購入できるからです。amazon以外で買う場合を想定して、移すことも考えましたが、圧倒的にamazonが多いので、そのままにするという結論です。

こんな人におすすめ

さて、「Notionはいいぞ!」をひたすら語ってきましたが、どんな人におすすめかをまとめて終わりにしようと思います。

端的にいうと

・仕事以外でもタスクがいっぱいある人
・"特化した便利機能 < 1つにまとまっていること" な人

にはNotionがおすすめかなと思います。

是非、皆さんの参考になればと思います。

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最後に(おまけ)

最後になりますが、この記事で初めて私の記事を見てくれた方に向けて自己紹介です。


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はち@PIVOT株式会社のProduct Manager
主にPjM、PO、セールスエンジニア、AWS ソリューションアーキテクトなどを務める。「映像業界の働き方を変える」をモットーにエンジニア組織を超えたスクラムの導入、実践に奔走。DevLOVEなど各種コミュニティーにおいてチームビルディングやワークショップのファシリテーションを行う