4 タイプ診断
”お子さんに合った、効率のいい勉強のやり方”を
見つけるために
お子さんのタイプ診断をしてみましょう!!
『8つのタイプ』
『8つのタイプ』は
生年月日から性格をわり出すものではありません。
お子さんの行動に表れている特徴に着目して
性格の本質的な部分をおおまかに
分類するものです。
それでは、順番に見ていきましょう!!
1)献身家タイプ
「人の役に立ちたい」と思っているお子さんです。
“誰かの役に立っている”
”誰かに必要とされている”
そういったことに喜びを感じるタイプです。
競争したり
誰かを蹴落として上に登ったり
ということにはあまり興味がありません。
勉強することが人の役に立ったり
世の中のためになったり
誰かを喜ばせることにつながったり
ということがやる気につながります。
2)コツコツタイプ
コツコツと継続することが得意なタイプです。
いろいろなことをいっぺんにやったり
”できるだけ早く”と時間を意識したり
ということはあまり得意ではないかも知れません。
「これならできそう!」と思えることを
少しずつ積み上げていくと
自信をつけることができます。
3)目標達成タイプ
分かりやすくハッキリとした目標があると
がんばれるタイプです。
一緒に目標を考えてあげて
その成果を褒めてあげると
伸びていきます。
立てた目標が退屈なものにならないように
将来の夢や理想を考えさせて
長期的な目標も持たせるとよいでしょう。
4)研究者タイプ
知りたがりで
知識・情報をたくさん集めたいタイプです。
好奇心や探求心が刺激されない
単調な作業には
あまり興味がないことがあります。
辞書や図鑑などを置いて
調べられる環境をつくってあげると
よいでしょう。
また、インプットが多くなりがちなので
説明したり書き表したりなどの
アウトプットを促すと伸びていきます。
5)楽天家タイプ
自由で、楽しさを求めるタイプです。
ルールや計画がタイトだと
イヤになってしまうことがあります。
自分勝手に見える時があるかも知れませんが
自分で決めたことは楽しくやれるので、
”本人に選ばせる”
”本人に決めさせる”
というのがやる気を引き出すカギです。
6) リーダータイプ
リーダーを任されたり
自分からリーダー役を買って出るタイプです。
”下に見られる”のを嫌ったり
弱みを見せたがらなかったり
することがあります。
アドバイスを受ける時には
「誰から言われるか」が大事なタイプなので、
本人が信頼している人から
アドバイスしてもらうようにすると
やる気がアップします。
7)完璧主義タイプ
名前の通り、完璧を求めるタイプです。
”完璧”の基準は
本人が持っているものなので
自分が納得することが
とても大事なタイプです。
「もういいんじゃない?」
「それくらいにしておいたら?」
という声かけは本人にとっては
ジャマでしかないことがあります。
本人の理想を尊重して任せてあげると
力をつけていくことができます。
8)副教科タイプ
想像力や発想力が豊かで
自分の感覚や感性に素直なタイプです。
個性を大切にしたいので、
決めつけられることを嫌うことがあります。
このタイプの人にやる気を出させるカギは
”否定しない”ことです。
本人の好みやこだわりを
好きなように話すことがあるかも知れませんが
否定せずに話を聞いてもらえると
がんばろうという気持ちになっていきます。