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IVS2023 Launchpadを振り返る
こんにちは、オオムラヒロキです。
IVS2023 Kyoto 、本当にお疲れ様でした!
とんでもない熱量を生み出した運営、登壇者、審査員、オーディエンス、すべての方々に感謝です。規模も盛り上がりも僕が知っているビジネスイベントと比較して異次元で、驚くことばかりでした。今回の記事ではLaunchpadの振り返りをしたいと思います。
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出し切れたからこそ、とても悔しかった
優勝をすると決めて臨んだLaunchpad、結果は入賞もできませんでした。ほんと〜〜〜に悔しかった。こんなに悔しい気持ちっていつぶりに感じたんだろうってくらい。高校の時の部活以来かもしれません。それくらい今の実力のすべてを出し切って臨んだステージでした。プレゼンが終わった後はRECOTECHが優勝することに1mmも疑いがなく、頭の中で1位で表彰された時に何を喋るのかずっと考えてました。笑
すべてを出し切った僕の6分間のプレゼンは以下からご確認いただけます!ぜひご覧ください!
そして今回優勝されたaba宇井さんのHelppad2は、介護ニーズがとてつもなく高まっている日本において絶対に必要なサービスなので、社会実装が進むことを心から応援しています!本当に優勝おめでとうございます!
たくさんの方の力を借りた事前準備期間
5月末にIVSの最終選考を突破し、本番への登壇の連絡を受けてからの1ヶ月間、ずっとプレゼンの準備をしてきました。RECOTECHチームメンバーとのディスカッションはもちろんのこと、IVS運営チームでHeadlineの岡本さんと鈴木さんと何度も何度も壁打ちをさせていただいたり、パートナーVCの方からアドバイスをいただいたり、初見の友人からフィードバックをもらったり、編集・ライターの奥さんと夜中まで伝え方をブラッシュアップしたりと、僕たちのpoolをどうやったらわかりやすく魅力的に伝えることができるかたくさんの方の力を借りて試行錯誤しました。結果的に最終選考時のプレゼン資料から、ストーリラインをすべて変更し、全スライドを変えて臨みました。
僕たちのビジネスは"Two-Sided Platform"かつ、"廃棄物"というなかなか馴染みがなく、わかりにくさでお墨付きの領域。しかも社会課題に対するソリューションで、目の前の顧客のバーニングニーズを解決するのとはちょっと違う。こんな条件の中、どれだけわかりやくすして共感を生み出すかに注力しました。
勝つために必要だったこと
Launchpad後に、いろんな方とお話しさせていただく中で、勝つためには以下の3つのポイントが必要だったと気づきました。
1. Launchpadというゲームそのものをハックする
とても重要なことなのに、強く意識できていなかったLauchpadというゲームをそのものをハックすること。今回は審査員の方達がそれぞれ点数をつけて、総合得点で結果が決まるゲーム。であれば、審査員の方々が何を評価するのかから逆算して情報を整理することがもっと必要だったと反省しています。実際に何人かの審査員の方とイベント後にお話しさせていただく中で気づいたのが、RECOTECHに対する評価がとてもばらけていたという点。とてつもなく高評価をいただいた方もいれば、本当にビジネスとして成り立つのかと疑問を持たれた方もいたこと。しかも疑問のポイントがプレゼン中に一言足せば解決できたことだったり。リアルな結果として受け止めました。
2. Q&Aで想定される疑問をどれだけ潰せるか
ここは1にも関連するポイントですが、仮にQ&Aがあった時に、審査員の方から突っ込まれる可能性があることをプレゼン内で事前に解消しておくことがとても大切だということです。Poeticsの山崎さんから教えていただいたのですが、彼のピッチでは今までのピッチイベントで受けたQ&Aをプレゼン内に盛り込んで、審査員がなぜ?と思うことを先回りして潰すことを心がけていたと。この観点ももう少し踏み込んで情報構成を作れたなと反省しています。特にQ&Aがないピッチでの勝ち方として、疑問を潰し切ることがいかに大切かを学びました。
3. エモーショナルで伝播する熱量
過去の優勝者であるSHElikesの福田さんや、Petokotoの大久保さんのプレゼンからとても感じましたが、どれだけの熱量をオーディエンスにぶつけることができるか。ここは意識して取り組んだつもりですが、全然足りなかったと実感しています。キャラなどを作らず、自分らしさを出し切ろうという意味では、いつもの落ち着いた感じでやり切ることはできたのですが、インパクトを残すという意味ではもっと命をかけた闘志をむき出しにした方がよかったな、と知り合いからのフィードバックもいただき思いました。喋っている時は熱く語っていたつもりでしたが、見返してみると思いの外落ち着きすぎている。。。もっと出せるものがあったなあ。
とっても嬉しかったこと
今回のIVSで嬉しかったことは書き切れないほどたくさんあるのですが、特に思い出に残っていることを挙げるとしたら、以下の3つかなと思います。
審査員のじげん平尾さんからの高評価
最後の審査員コメントでもお話しいただきましたが、じげん平尾さんから過去最高得点をいただくことができました。アフターパーティーでお話しさせていただき、「このビジネスモデルの着眼点は本当に面白い!」と色々ディスカッションさせていただいたのにプラスして、この人と話した方がいいよ!とその場でいろんな方をお繋ぎいただいたりしていただきました。めちゃくちゃ兄貴的な感じでフレンドリーに接してくれて、とっても好きになってしまいました笑 優勝できずに悔しがってたところから、平尾さんに言われたら絶対このビジネスイケる気がするとめちゃくちゃエフィカシーが上が離ました!本当に嬉しかった。
Launchpadファイナリストとの仲間としての繋がり
普段だったらお会いする機会もほとんどないであろう、Launchpadのファイナリストの方々との出会い。同じファイナリストで全力を出して戦った戦友という感覚を勝手ながら持たせていただいています。プレゼン前まではなかなか打ち解けて話すことができなかったですが、プレゼン終了後の空気は一転。みんなで和やかにいろんなお話をさせていただきました。Secure Naviの井崎さんはまさかの同い年。Lectoの小山さんは連続起業家としての失敗談などを教えていただいたり、RECOTECHに合いそうな投資家さんを紹介していただいたりと人が良すぎる大先輩。これからの日本のスタートアップを引っ張っていく皆さんとご一緒できたことが僕にとってとても刺激になりましたし、景色が一段変わった感覚がありました。
RECOTECHメンバーが本当に喜んでくれたこと
最後ですが、プレゼンが終わった後に会場にいたチームの智恵さん七菜さんが、RECOTECHにいることが本当に誇らしい!!!と心の底から言ってくれたこと。僕も同じチームの一員として、そういった気持ちに貢献できたことはなんだか本当に嬉しくて、お二人のその時の顔が脳裏に焼き付いています。RECOTECHの会社に価値をさらにつけることができたのが本当によかった。
最後に
来週で30歳を迎えます。20代の最後の最後のタイミングでIVS2023に参加することができて、文字通り想像を超えた経験になりました。このIVS2023が人生の新たなターニングポイントとなるように、いただいたご縁を大切に、掴むべき未来に向かって進んでいきます。
改めまして、応援いただいた皆さん、ここまで読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございました!
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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