理想に近づく第一歩は”自らを知る事”
野球に限らず、自分の”イメージ”と”実際の動き”のGapってかなり大きくて、うまくいかない時にここが一番ネックになってくるんだよな。。と実感してます。
今の時代だからこそ、できること、やるべきことをご紹介していきます。
自分のプレーを動画で見る
今、チームによっては練習風景、バッティング風景を録画し、見返すなどして活用しているチームが増えてきました。
なかなか人でもかかるし、安全な場所もないし。ということで、難しいケースもありますが、特に自主練習など行える場合は、録画して見返す事をお勧めします。
理由は冒頭でも記載の通り、「自分の”イメージ”と”実際の動き”のGap」がかなり大きいために、選手は「なぜうまくいっていないのか?こんな取り組みしたらいいのでは?」という選択判断が遠回りしてしまうケースが往々にしてあるからです。
また、指導者と選手間のコミュニケーションでも、指導側は客観的に見ることで、選手に伝えているが、選手側は主観的に話を受け止めるためにGapが生じやすいということもあります。
特に、小学生~高校生くらいでは、可能な限り、動画をもとに会話していくことをお勧めしております
良い時と悪い時の癖を理解する
自分がプレーする中で、いい時悪い時は必ずと言っていいほどあります。
原因は様々、感覚のブレや、体の柔軟性・・・いろいろな視点がありますので一概には言えませんが、
いずれにしても、良い時・悪い時を見比べ、違いを理解しておくことは非常に効果的です。
私自身、高校まではその違いを理解せずプレーすることで、調子の波が大きくありました。
大学生で動画管理するようになり、かなり調子の波を保つことに効果があったと思っています。
分析ツールを活用する
ITの発達というのはすさまじい勢いで、これまで人々の”経験・カン”に頼っていた部分をAIや分析ツールを活用して代替するなど目覚ましい勢いで発達しております。
一方スポーツ界、野球界では、ITなどの活用が全然進んでいないと感じています。
ただ、数字を元に定量的に落とし込んでいくことができるだけでもかなりの効果・納得感を得られる事も事実です。
昨今では、「トラックマン」「イーグルアイ」「ラプソード」など、活用するチームが増えてきています。
自身もラプソードで測定をした際、感覚と異なる実態が分かり、感覚と実際の動きでこんなにも違うのかと衝撃を受けた事があります。
今後の野球界においてもこれら活用は更に加速してきます。
指導者が分からないからやらないのではなく、専門的に取り組む会社も増えているので、外注するなども一つの方法として検討してみてほしいと思います。
以上です。