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タンザニアであったおもしろい話


前回の話の続きです。

元気になる国タンザニアでは、ほぼ毎日何かしらおもしろいことが起きます。そんな日常でのおもしろい話を、今回のnoteでは紹介します。(いつものnoteよりのんびり読めるものにしました。)

目次

1. 人との出会いの話
・アルファードに乗ったUber運転手
・カフェのおばちゃんの娘さんを紹介されると

2. トラブルの話
・タンザニアでは数Iと数Aの違いを説明させられる
・自転車がパンクしたらビーチに行こう

3. エアコンの話
・据付チームに今日の仕事どうだったと聞いてみたら
・有名料理人がうちのエアコンをいれてくれた

1. 人との出会いの話

アルファードに乗ったUber運転手

タンザニアのUberは基本高級車は来ない。低価格帯の車が基本だ。うちのメンバーがUberを呼ぶと、2回連続でアルファード乗りの同じ運転手にあたった。しかも英語もめちゃくちゃできる。

そんな彼が仕事を探しているらしく、うちの面接に呼ぶと.....

その正体はラッパーだった。

ラッパーだから英語得意なんだと妙に納得。笑
面接で話を聞くと、大学に行かなかった理由について、こう答えた。

「俺の頭に、音楽が舞い降りてきたんだ。」

ブルーハーツの甲本ヒロトなみの名言に心は震えされた。
そんな彼と働きたいと内定を出したが、残念ながら断られてしまった。
ラッパーとして是非有名になってほしい!!

カフェのおばちゃんの娘さんを紹介されると

うちのメンバーがカフェのおばちゃんとしゃべってると、娘が仕事を探してるんだと紹介をされた。

そして後日、その娘さんが面接に来てくれた。

その子が「おばあちゃんが日本にいてる」と教えてくれた。
そして名前を聞くと......

まさかの.....

うちのタンザニア法人社長の吉光のスワヒリ語の先生だった。

そんな偶然な出会いが待っているのがタンザニアです。
(その子はうちで頑張って働いてくれています!)

2.  トラブルの話

タンザニアでは数Iと数Aの違いを説明させられる

タンザニアで労働許可書を取得するためには、様々な証明書の提出が必要になる。ちなみに、中学の卒業証明書までも提出させられる。(中学の卒業証明書など基本手に入れる方法はないので、大体の場合は、実家のオカン達が奮闘して、通信簿を見つけ、翻訳し、公証役場で認証してもらい、なんとかする。)

そんなややこしい提出物の1つが高校の成績証明書だ。

高校の成績証明書には、数Iと数Aが記載されていて、これがまさしく混乱のネタになる。数Iと数Aについて違いがわからないという理由で却下されたりする。我々は事業うんぬんの前に、数Iと数Aの違いを説明する所から勝負している。

自転車がパンクしたらビーチに行こう

休日にサイクリングに行ったら、道中でパンクした。

とりあえず、近くにいた警備員に相談してみた。

警備員は少し考えた後、アドバイスをくれた。

「ビーチに行け!」

えっ??アドバイスが斜め上すぎるんですけど。。

と思いながらも信じてビーチまで歩いて行ってみると......

ビーチで声をかけた2人目で

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パンク修理できる人を発見!!!!

タンザニアってやっぱりすごい国です。
ビーチに行くとパンクをなおせます。
ビーチボーイズ反町もびっくりですわ。

推察すると、ビーチには浮き輪があるので、それを修理してる人が自転車のパンクもなおせるらしい。。。謎の問いに対する答えを考えるのも楽しい。

3.  エアコンの話

据付チームに今日の仕事どうだったって聞いてみたら

弊社のBaridi Baridiはエアコン事業をやっているので、エアコンの据付工事や修理・メンテナンスをやっている職人チームがいる。

「今日の据付工事どうだった?」と聞いたみた。

「工事が頑張って2時間で終わったよ。」とか
「お客さんとこういう話をしたよ」という報告をしてくれるのが普通なのだが。。。

「今日はハチに刺された!」

と明るく一言で報告をしてくれた。
これは一例だが、チームメンバーに話しかけると、想定していない言葉がよく返ってくる。その一つ一つがおもしろい。

有名料理人がエアコンをいれてくれた話

タンザニアのクッキング番組に出ているらしい有名な料理人がうちのサブスクサービスの導入を決めてくれた。

経営しているレストランに10台以上いれたいとの希望を出してくれた。でもまずは、優先順位の高いところからということで、1台まず発注をくれた。

据付チームが据付に行くと.....

これは大変な場所だ。付けられてないかもしれないとSlack上がざわついている。*Slack:コミュニケーションツールの一種

えっ??どこにつけるの?って聞いたところ....

「トイレ」

と返事が返ってきた。
優先順位の高いところがトイレっていう斜め上すぎる答えに、私の頭が追いつかない。どんなトイレにつけるんだという疑問が膨らみすぎて、現場に行ってみると.....

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人生で出会ったことない超幻想的なトイレに出会いました。

結果、私の頭の中の混乱は、さらに膨張したまま、昇華されていきました。


おもしろい世界が好奇心への刺激をくれる

タンザニアでおもしろかった話を書いてきた。

もちろん、面倒なこともいっぱいあるけれども、おもしろさのほうが感覚として大幅に上回る。

おそらく、この世界が好奇心への刺激をくれるからだと思う。例に挙げたどの話にも「なんでなんだろう??」という感覚がある。

目の前に常に疑問しかない世界に向き合うこと、これが癖になる。

自分が慣れてしまっている世界にいるよりも何十倍も考えるし、その中で広がっていく自分の世界はよりおもしろいものになるだろうと思う。

Baridi Baridiは設立2期目へ

そんなおもしろい国タンザニアで事業をやっている弊社ですが、先週、会社設立2年目に入りました。(*日本法人の方です。タンザニア法人は20年9月設立です。)

設立時の社員は私1名だったのですが、36名までチームメンバーが増えました。事業拡大に向けて、アクセルを踏み始めるので、今年1年全力で頑張っていきたいと思います!!

最後、宣伝で申し訳ないですが、以下のポジションを絶賛採用活動中です。
興味ある方は一度お声がけいただけたらありがたいです。尚、国籍問わず、採用しています。

誰も成功していないエアコンのサブスク事業は、タンザニアと同様に、未知のことだらけです。目の前の「なんでだろう?」を考え、答えを出していく、実行していくということが楽しいと思える人がチームに加わってくれたらうれしいです!!


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