「TG-100 日本語訳を読んで」の総目次はこちら ↓
はじめに ~1. 序論~
今回は「1. 序論」を読んでみたいと思います。
まずは、引用の記述の仕方を説明いたします。
TG-100 日本語訳からの引用は、
ChatGPTの要約分の場合は、
という風に記述してみました。
感想 ~1. 序論~
1. 読者および監督官庁向けTG-100レポート使用のガイド
工数削減というような用途で使ってはダメ、と聞いたことがあります。
1.A.1. 放射線治療の品質マネジメントに対する前向きなアプローチの開発
なるほど。理解しました。
1.A.2. TG-100レポートの読み方と使い方
はい、なんとなくわかりました。
1.A.3. TG-100勧告に基づく前向きな放射線治療の品質マネジメントプログラムに関連する監督官庁および規制当局への提言
私には詳しくわからないので、理解できたとこだけ記述します。
原子力、航空業界の品質管理、安全管理は厳しいと思います。原発関連とかパイロットの講師による講義も聴講した記憶があります。
1.A.4 本レポートの方法に従う上での重要な指針
「小規模なプロジェクトから・・・」というのは、始めやすいですね。「品質プログラムを突然変更はダメ」というのもなんとなく分かります。自分の施設で培ったQMを捨てる?というのは、何を頼りにしていいのかわからなくなりそうだから。(おじさんでごめんねー)
1.A.5 TG-100 の方法論の使用を促進するための AAPM の勧告事項..
あまり良くわからないけど、そうなんだなと理解しました。
感想まとめ ~1. 序論~
TG-100は、ミスがあってから対策を立てるのではなく起こりそうなミスを未然に防ぐ前向き・プロスペクティブな方法であり、新技術に対応できる手法である、ということがわかりました。
また、他のTGとは異なる発想で確立された手法であり、通常の参考書としての使用は推奨されていないことを理解しました。
リスクベースの方法を現行の規範的QA法に取り入れるには時間と協力が必要だということも書いてありました。
今の仕事に順次適応させつつ、焦らずコツコツとやるしかありませんね。
具体的手法が知りたい気持ちを抑えつつ、つぎの第2章を読みすすめますね。
Jun 12, 2023
#学問への愛を語ろう #医学物理がすき