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ホロライブ六期生ラプラス・ダークネスの活動休止について~ブランド化するVチューバー
九月二十六日、Vチューバーとして活動しているホロライブ所属のラプラス・ダークネスが9月末までの活動休止を発表した。
普段と呟きと異なりPCからの投稿のため、三期生のるしあと同様にこれは「運営から休止の方針を出して」指示をされたツイートだと思われる。
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彼女はリスナーを「諸君」ではなく「オタク君」と呼ぶので違和感。ラプラスのリスナー愛称は「ぷらすめいと」だがいつの間にか使われなくなった。
そもそも最近は全然活動していなかったのだが、引っ越しやその他諸々でバタバタしている事が原因だそうだ。
しかし、そう発表するんだとしたら演者のアカウントで重度の躁鬱だとツイートしたのは完全に余計だったのではないだろうか。
文章通り受け取れば、3カ月休みが必要なところを2週間ちょっとしか休まないって事になるので、これで来月にでも復活したら無理に活動させたイメージをもたれても仕方ない。
彼女のファンも「また何かあったのか」と心配してしまうだろうし……
ファンは無力である。
自分も彼女について少し前から心配はしていたが、正直なところ、演者の躁鬱ツイートは誰に対しても得にならないのではないかと思った。
彼女の場合病気というよりかは精神的なものが大きい気がするので、本人がその気なら休止中もリプだったり、いいねだったりスペース配信だったりで、ファンサは続けられるので、そこは問題ないかなと考えている。
(16日に六期生みんなでミーティングをしたことから、契約の更新をしない方向に向かっている可能性もある。彼女の場合、個人情報がかなり割られており、一部から恨みを買っているらしいので会社としてはリスクが大きい)
ホロライブは最近アイドル配信者での人気者の枠を超え、地上波にも進出するようになって、キャラクターブランドの維持にさらに力を入れてる様子が窺える。
絵師によって表出されたキャラクターを体現する運営と演者の関係は、今やデザイナーや職人によって支えられるブランド企業とモデルのような関係になりつつある。
大手企業も配信中何を言うか分からない重度の双極性障害に案件を任せるかと言えば疑問である。
カバーもキャラクターIPビジネスを展開するのだったら、コンプライアンスを徹底し中の人についてもっとしっかり管理するべきだろう。
いまのカバーは大企業との案件を複数抱えており「プライベートは一任させております」というだけは世間に与える影響が大きすぎる。
情報漏洩により企業ブランドを損ねたるしあが契約解除になったように、ラプラスの放言にも会社のイメージを毀損した責任を取らせる必要がでてくるだろう。
Vチューバーはなにより演者本人がアバターの一番の理解者であり、ファンであるべきで、理想的な姿であるように思う。
「NEEDY GIRL OVERDOSE」を配信していたときの兎田ぺこらの言葉を思い出したので最後に貼っておく。(ちなみにこのゲームを作った人はあるV事務所の関係者だったらしく、妙にリアリティがあるのでお勧め)
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