100人プロジェクトvol.009
100人プロジェクト9人目は
だいすけさんにお話をお聞きしました。
だいすけさんは、
大学の先輩で今年、大学を卒業されました。
冬には、サッカーで海外挑戦もしています。
海外挑戦の話に加え、だいすけさんが抱えていた怪我についてなど
多くの話を聞くことができました。
「本気で何かに取り組んだら普段の生活が変わる。そこで一人の人間として成長したから今の自分はある。」
大学卒業と同時にサッカーで海外挑戦しただいすけさんですが、実は、小学生の頃にサッカーが嫌いになり、プロになることを一度諦めたそうです。中学校の頃は学校も練習もサボりがちになっていたそうです。サッカーのことが嫌いなので練習もさぼりがちになってしまいます。しかし、高校に入りだいすけさんが変われるきっかけがありました。それは、高校の顧問の先生との出会いです。そこでだいすけさんは努力することの大切さを学び、真剣にサッカーを練習するようになりました。「今までは何もせずに諦めていた。今までの弱々しい自分を変えたい。」と決めたそうです。そして、真剣にサッカーに打ち込み続けるうちにプロサッカー選手になりたいという気持ちが再び芽生えたそうです。
「自分が復帰して選手として活躍すれば、自分の選手としての知名度が上がれば上がるほど、人に与えられる影響は大きくなる。」
高校で再びプロになりたいと思うようになっただいすけさんは、大学に入学。しかし、大学である怪我をしてしまいます。それはグロインペイン症候群です。だいすけさんはこの怪我を両足に抱えたまま、半年間プレーを続けたそうです。しかし、その影響で症状がかなり悪化してしまい、病院でサッカーをやめた方がいいと言われたこともあったそうです。それでも、だいすけさんは諦めずに、1年9ヵ月のリハビリを経て復帰。しかし、良くなったり悪くなったりを繰り返してしまい、結局最後の年の途中で引退してしまいます。この期間に、だいすけさんが感じたことは「自分の身近に同じ怪我をきっかけにやめた人もいたし、埼玉や北海道など色々な病院に行って色々な話を聞いた。同じ怪我に悩み、それをきっかけにやめる人もいる。自分が選手として活躍すれば人に与える影響も変わる。そうすれば、同じ怪我を抱えている人にも勇気や希望を与えられる選手になれる。」ということでした。だいすけさんはここでプロになりたいという理由が変わったそうです。サッカーをやっている理由が、ただサッカーが好きなだけでなく、誰かのためにということを考えるようになったそうです。
「人として当たり前のことは当たり前にする。継続すること。」
これはだいすけさんが大事にしていることです。
まず、人として当たり前のことをするということは、礼儀や挨拶などのことで、だいすけさんは高校時代にこのようなことを教わったそうです。サッカーをする前に、ひとりの人としてちゃんとすることを大事にしているそうです。
継続することというのもだいすけさんは大事にしているそうです。「何かをしようとしてもそれを行動できなかったら意味がない。」とだいすけさんが言っていたようにまず、行動すること、そして、それを継続しなかったら力にならないので、継続すること、を大事にしているそうです。
「プレイヤーとして結果を残したい。そして、勇気や希望を与えたい。」
そんなだいすけさんの夢は、J1でプレーすること。そして、勇気や希望を与えられる選手になること。
冬に海外に挑戦して契約の話が出ていましたが、コロナの影響で最後まで残ることができず、日本に帰ってきただいすけさんは、今夏にもう一度海外に挑戦する予定だそうです。だいすけさんがここまで海外にこだわる理由は、「海外の方がプロになれるチャンスがあるから。今の自分では、Jリーガーにはなれない。だからこそ、海外でプロになり、自分を知ってくれた人や応援してくれる人に良い影響を与えたい。」と言っていました。
また、「今まで行動とか取り組みで評価されてきたけど、プレーヤーとして評価は全然ないから、サッカーを続ける限りはプレイヤーとして評価にこだわりたい。もっと選手としての存在価値を高めないといけない。」とだいすけさんは言っていました。プレイヤーとして結果を残し、最終的な目標は海外からJリーグに行くことだそうです。だいすけさんの今後の挑戦を応援したいと思いました。僕も、だいすけさんを見習い、頑張りたいです。
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