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100人プロジェクト vol.008

100人プロジェクト8人目は
るなさんにお話をお聞きしました。

るなさんとは、
僕の友人がzoomで行っている企画で出会い、
すぐ、僕がしている100人プロジェクトに参加していただけました。

「やりたいことを見失っていた。」

 るなさんは、3人兄弟の末っ子で、年上の兄弟がやっていることを見て、いつも羨ましく思っていたそうです。しかし、何をするにも「まだ早い」と言われ、やりたいことに手を出せず、中学高校辺りには自分への興味すらなくなり、やりたいことを見失ってしまいます。そのまま、なんとなく大学に進学し、普通の大学生活を送っていた時に、あるイベントに参加したそうです。本当はそのイベントにも行く気はなかったそうですが、るなさんの尊敬する人が声を掛けてくれて参加することに。イベント終了後、るなさんは泊まる場所がなかったので一軒家を貸し切ったイベントに参加したそうです。そこで、るなさんは新しいことに気付きました。

「居心地が良かった。もっと一緒に居たいと思った。」

 そのイベントは100人を超える人々が出入りをしていました。小さい頃から人前に出たり、人と話すことが苦手だったるなさんは、人がたくさん来る場所に赴くのは怖かったそうです。しかし、実際は居心地がよく、もっとみんなと一緒に居たいと思ったそうです。今までの自分がまるで嘘のように、周りの人たちと楽しく話すことができたのでした。それで気付いたことがあったそうです。それは、今まで自分の周りにいた多くの人たちと、あの場にいた人たちでは、人生の過ごし方が全く違うということでした。

「私が生きたかったのは、やりたいことを自分の力で成し遂げてきた人と夢を語りあって自分が正しいと信じることをすることだと気付いた。」

 そのイベントで出会った人たちは、やりたいことをやってきて、それが例え失敗したとしても、この失敗は人生の失敗では無いと言っていたそうです。そこで、るなさんは初めて、失敗を恐れずやりたいことをやることの素晴らしさに気付きました。るなさんは、それをきっかけに今までやってみたかったヒッチハイクに挑戦したそうです。

「楽しむこと」

 これは、るなさんが大事にしていることです。また、これはるなさんが今までやりたかったけどできなかったことでもあるそうです。
 イベントに参加して、自分がやりたいことをするのはいいことだと気付き、様々なことが上手くなるようになってきて、楽しんで何かに取り組むことは人を豊かにすると考えるようになったそうです。
 「自分が楽しく笑っているためには相手も笑っていてもらわないと楽しめない。」とるなさんは言っていました。この言葉からるなさんが周りの人を大事にしているのが伝わってきました。

「誰かが楽しむためのサポートをしたい」

 そんなるなさんの夢は、誰かが楽しむためのサポートをすること。これは今、大事にしていることとつながっていました。先程でた、誰かが笑っていてもらえるようにというとこです。
 「小中高と【楽しむ】とは全く逆の生活を送っていた自分だからこそ救える人、支えられる人がいると思う。ずっと笑って生きていける程人生は甘くないけど、笑っていられる瞬間が増えたらいいと思う。」とるなさんは言っていました。僕も、何をしたいか、また、誰かのために何ができるか考えながら生活していきたいと思いました。

ーEND-


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